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浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか [本]
5月21日(月)
島田裕巳『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』(幻冬舎新書)読了。
宗教学者の島田裕巳が、日本の仏教の代表的な宗派を概説する。
〇浄土真宗は念仏を唱えるだけで極楽浄土に行けるという教義の簡単さから庶民に広がり、明治の廃仏毀釈の影響をほとんど受けずに済んだ。信徒数は、本願寺派と真宗大谷派を合わせると、1240万人。
〇葬式仏教の生みの親は曹洞宗。修行僧が亡くなった時の「亡僧葬儀法」が、一般信徒に応用されたのが始まり。信徒数は760万人。
〇日蓮正宗の信徒は一時、1700万人を超えたが、平成2年より創価学会の会員が脱退し、現在は39万人となった。日蓮宗の各派をまとめると、信徒数は500万人。
〇夏目漱石は作家としてデビューする前、臨済宗の円覚寺で参禅している。『門』に出てくる主人公・宗助の体験はこれを元にしたもの。
朝7時に起きて、金環食を見ました。
妻・娘・息子も一緒に見ました。
娘の中学も、息子の小学校も、今朝は始業時間が少し遅くなったそうです。
家で金環食を見てから登校せよ、ということですね。
いろいろなところで、「肉眼で見るな」という注意を見かけましたが、ついつい見てしまいました。
だって、まぶしいけど、ギタギリ見えるんだもの。
皆既日食でないため、さほど暗くなりませんでしたね。
昨夜は曇天で、明日は見えないかも、と心配でしたが、無事に見ることができて、本当によかった。
これで子供たちが理科に興味を持ってくれるといいのですが。
島田裕巳『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』(幻冬舎新書)読了。
宗教学者の島田裕巳が、日本の仏教の代表的な宗派を概説する。
〇浄土真宗は念仏を唱えるだけで極楽浄土に行けるという教義の簡単さから庶民に広がり、明治の廃仏毀釈の影響をほとんど受けずに済んだ。信徒数は、本願寺派と真宗大谷派を合わせると、1240万人。
〇葬式仏教の生みの親は曹洞宗。修行僧が亡くなった時の「亡僧葬儀法」が、一般信徒に応用されたのが始まり。信徒数は760万人。
〇日蓮正宗の信徒は一時、1700万人を超えたが、平成2年より創価学会の会員が脱退し、現在は39万人となった。日蓮宗の各派をまとめると、信徒数は500万人。
〇夏目漱石は作家としてデビューする前、臨済宗の円覚寺で参禅している。『門』に出てくる主人公・宗助の体験はこれを元にしたもの。
朝7時に起きて、金環食を見ました。
妻・娘・息子も一緒に見ました。
娘の中学も、息子の小学校も、今朝は始業時間が少し遅くなったそうです。
家で金環食を見てから登校せよ、ということですね。
いろいろなところで、「肉眼で見るな」という注意を見かけましたが、ついつい見てしまいました。
だって、まぶしいけど、ギタギリ見えるんだもの。
皆既日食でないため、さほど暗くなりませんでしたね。
昨夜は曇天で、明日は見えないかも、と心配でしたが、無事に見ることができて、本当によかった。
これで子供たちが理科に興味を持ってくれるといいのですが。
カンバセーション [映画]
5月20日(日)
フランシス・フォード・コッポラ監督『カンバセーション』(1973年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ、サンフランシスコ。
盗聴屋のハリー・コール(ジーン・ハックマン)は、助手のスタン(ジョン・カザール)とともに、ユニオン広場を散歩する男女の会話を録音する。
依頼人は大会社の専務。
録音テープを持参したところ、専務は不在で、秘書のマーティン(ハリソン・フォード)がかわりに受け取ると言う。
ハリーが拒否すると、秘書は渡せと脅す。
秘書の態度に疑問を持ったハリーは、仕事場に戻ってテープを聞き直す。
すると、雑音の中から、「彼に殺されるかもしれない」というセリフが聞こえた!
専務は男女を殺すつもりなのか……。
カンヌ映画祭グランプリ受賞作。
38年前の作品で、売れ始めた頃のジーン・ハックマンと、まだ売れる前のハリソン・フォードが見られる。
専務はラストに一回だけ出てくるが、どうやらロバート・デュバルのようだ。
フランシス・フォード・コッポラ、ジョン・カザール、ロバート・デュバルとくれば、『ゴッドファーザー』ではないか。
コッポラは気に入った俳優を何度も使った。
また、ジョージ・ルーカスやスティーヴン・スピルバーグと親しかった。
ハリソン・フォードは、コッポラの『カンバセーション』、ルーカスの『アメリカン・グラフィティ』で頭角を現し、同じくルーカスの『スターウォーズ』で一気にスターとなり、スピルバーグの『レイダース/失われた聖櫃』に主演する。
なるほど、若い頃のハリソン・フォードは、確かにカッコいい。
映画自体は良質のサスペンス映画だが、38年経って、もはや盗聴という行為に衝撃性はなくなってしまった。
ゆえに、当時の観客が感じたはずの衝撃は、感じられなかった。
残念ながら、古びたのだ。
『無伴奏ソナタ』の第三回通し稽古。
西川浩幸、阿部丈二、林貴子が見に来てくれました。
今日は衣裳をつけてやったのですが、ある場面で、小多田直樹の着替えが間に合わず、彼は衣裳を手に持ったまま出てきました。
そして、セリフをしゃべっている役者たちの後ろで、着ていました。
これは滅多にないことで、笑いを噛み殺すのが大変でした。
芝居自体はとてもおもしろかった。
日に日によくなるので、脚本家として、演出家として、とてもうれしい。
上演時間は20秒ちょっと縮んで、1時間51秒ちょっと。
稽古に参加して、まだ一週間の畑中智行、今日はほぼノーミスでした。凄い!
明日はいよいよ稽古最終日。
第四回通し稽古、大いに期待したいと思います。
フランシス・フォード・コッポラ監督『カンバセーション』(1973年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ、サンフランシスコ。
盗聴屋のハリー・コール(ジーン・ハックマン)は、助手のスタン(ジョン・カザール)とともに、ユニオン広場を散歩する男女の会話を録音する。
依頼人は大会社の専務。
録音テープを持参したところ、専務は不在で、秘書のマーティン(ハリソン・フォード)がかわりに受け取ると言う。
ハリーが拒否すると、秘書は渡せと脅す。
秘書の態度に疑問を持ったハリーは、仕事場に戻ってテープを聞き直す。
すると、雑音の中から、「彼に殺されるかもしれない」というセリフが聞こえた!
専務は男女を殺すつもりなのか……。
カンヌ映画祭グランプリ受賞作。
38年前の作品で、売れ始めた頃のジーン・ハックマンと、まだ売れる前のハリソン・フォードが見られる。
専務はラストに一回だけ出てくるが、どうやらロバート・デュバルのようだ。
フランシス・フォード・コッポラ、ジョン・カザール、ロバート・デュバルとくれば、『ゴッドファーザー』ではないか。
コッポラは気に入った俳優を何度も使った。
また、ジョージ・ルーカスやスティーヴン・スピルバーグと親しかった。
ハリソン・フォードは、コッポラの『カンバセーション』、ルーカスの『アメリカン・グラフィティ』で頭角を現し、同じくルーカスの『スターウォーズ』で一気にスターとなり、スピルバーグの『レイダース/失われた聖櫃』に主演する。
なるほど、若い頃のハリソン・フォードは、確かにカッコいい。
映画自体は良質のサスペンス映画だが、38年経って、もはや盗聴という行為に衝撃性はなくなってしまった。
ゆえに、当時の観客が感じたはずの衝撃は、感じられなかった。
残念ながら、古びたのだ。
『無伴奏ソナタ』の第三回通し稽古。
西川浩幸、阿部丈二、林貴子が見に来てくれました。
今日は衣裳をつけてやったのですが、ある場面で、小多田直樹の着替えが間に合わず、彼は衣裳を手に持ったまま出てきました。
そして、セリフをしゃべっている役者たちの後ろで、着ていました。
これは滅多にないことで、笑いを噛み殺すのが大変でした。
芝居自体はとてもおもしろかった。
日に日によくなるので、脚本家として、演出家として、とてもうれしい。
上演時間は20秒ちょっと縮んで、1時間51秒ちょっと。
稽古に参加して、まだ一週間の畑中智行、今日はほぼノーミスでした。凄い!
明日はいよいよ稽古最終日。
第四回通し稽古、大いに期待したいと思います。
セカンド・ラブ [本]
5月19日(土)
乾くるみ『セカンド・ラブ』(文春文庫)読了。
1983年1月1日夜。
木工会社に勤める里谷正明は、会社の先輩・紀藤に誘われて、車で苗場へスキーに行く。
同行したのは、紀藤の彼女の高田尚美と、尚美の友人の内田春香。
春香は大学院生で、驚くほどの美貌の持ち主だった。
里谷は高卒で、しかも口下手な自分に自信が持てず、春香とは通りいっぺんの会話をしただけで、別れてしまう。
ところが、スキーから帰った数日後、春香から電話がかかってきて、会いたいと言う。
渋谷ハチ公前で待ち合わせをして、デート。
春香は里谷に対し、彼の心の靱さ(つよさ)に惹かれたと言う。
こうして二人は付き合い始めたのだが……。
裏表紙の紹介に、『イニシエーション・ラブ』に続く、恋愛ミステリーの第二弾、とあった。
殺人どころか、「日常の謎」派のような、ちょっとした事件もない。
しかし、恋愛の中に現れる、人と人の心のズレを描く。
それが第三者(読者)には、ミステリーに見えるわけだ。
裏表紙には、二度読み必至、驚愕、ともあったが、僕にはほぼ9割が予想通りだった。
『イニシエーション・ラブ』は10割が予想外で、本当に二度読みしてしまったのだが。
『無伴奏ソナタ』の稽古も、残り3日。
今日は稽古の前に、マラソン(2キロ走)をしました。
実は一昨日も走って、記録は10分38秒。
今日は10分27秒でした。
稽古は13時から始まり、18時からは第二回通し稽古。
なんと、加藤昌史と仲村和生が見に来てくれました。
二人は、『容疑者Xの献身』の14時の回が終わった後、池袋から新中野に駆けつけ、通し稽古が見終わると、また池袋へ戻っていきました。
なんという忙しさ!
わざわざ見に来てくれて、本当にありがたいです。
通し稽古は二回目ということもあって、かなり落ち着いた雰囲気でやれました。
上演時間はなぜか1分ちょっと延びてしまって、1時間51分。
しかし、完成度は確実に上がりました。
明日は第三回通し稽古。
毎日少しずつでもいいから、進歩していきたいと思います。
マラソンのタイムも。
乾くるみ『セカンド・ラブ』(文春文庫)読了。
1983年1月1日夜。
木工会社に勤める里谷正明は、会社の先輩・紀藤に誘われて、車で苗場へスキーに行く。
同行したのは、紀藤の彼女の高田尚美と、尚美の友人の内田春香。
春香は大学院生で、驚くほどの美貌の持ち主だった。
里谷は高卒で、しかも口下手な自分に自信が持てず、春香とは通りいっぺんの会話をしただけで、別れてしまう。
ところが、スキーから帰った数日後、春香から電話がかかってきて、会いたいと言う。
渋谷ハチ公前で待ち合わせをして、デート。
春香は里谷に対し、彼の心の靱さ(つよさ)に惹かれたと言う。
こうして二人は付き合い始めたのだが……。
裏表紙の紹介に、『イニシエーション・ラブ』に続く、恋愛ミステリーの第二弾、とあった。
殺人どころか、「日常の謎」派のような、ちょっとした事件もない。
しかし、恋愛の中に現れる、人と人の心のズレを描く。
それが第三者(読者)には、ミステリーに見えるわけだ。
裏表紙には、二度読み必至、驚愕、ともあったが、僕にはほぼ9割が予想通りだった。
『イニシエーション・ラブ』は10割が予想外で、本当に二度読みしてしまったのだが。
『無伴奏ソナタ』の稽古も、残り3日。
今日は稽古の前に、マラソン(2キロ走)をしました。
実は一昨日も走って、記録は10分38秒。
今日は10分27秒でした。
稽古は13時から始まり、18時からは第二回通し稽古。
なんと、加藤昌史と仲村和生が見に来てくれました。
二人は、『容疑者Xの献身』の14時の回が終わった後、池袋から新中野に駆けつけ、通し稽古が見終わると、また池袋へ戻っていきました。
なんという忙しさ!
わざわざ見に来てくれて、本当にありがたいです。
通し稽古は二回目ということもあって、かなり落ち着いた雰囲気でやれました。
上演時間はなぜか1分ちょっと延びてしまって、1時間51分。
しかし、完成度は確実に上がりました。
明日は第三回通し稽古。
毎日少しずつでもいいから、進歩していきたいと思います。
マラソンのタイムも。
妹の恋人 [映画]
5月19日(土)
ジェレマイア・チェチック監督『妹の恋人』(1993年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ。
自動車修理工のベニー(アイダン・クイン)は幼い頃に両親を亡くし、妹のジューン(メアリー・スチュアート・マスターソン)と二人暮らし。
心を病むジューンの世話をしてもらうため、昼間はハウスキーパーを雇っている。
が、ジューンが荒れるため、すぐに辞めてしまう。
精神科医のガーペー(C・C・H・パウンダー)は、ジューンを施設に預けるよう勧めるが、決心がつかない。
ベニーはウェイトレスのルーシー(ジュリアン・ムーア)とデートするが、ジューンのことを打ち明けられず、気まずいまま別れる。
ある日、ベニーは友人マイクとのポーカーに負けてしまい、マイクの家に居候している、いとこのサム(ジョニー・デップ)を引き取ることになる。
サムは読み書きができず、口もあまりきかない。
ある日、ベニーはジューン、サムとともに公園へ出かけるが……。
『シザーハンズ』で有名になったジョニー・デップが次に出演した映画。
彼の演じるサムは、読み書きはできないが、古い映画のマニアで、特にバスター・キートンの大ファン。
映画の後半では、サーカスのクラウン芸まで披露する。
このクラウン芸が実にお見事で、このシーンだけでも見る価値がある。
他愛ないラブコメ映画だが、若い頃のジョニー・デップの魅力がいっぱい。
ジョニー・デップのファンなら、見ておかないとまずいと思う。
右足の踵のひび割れが気になり、プリティーを買いました。
昔、テレビのコマーシャルで、「手と足に、プリティー」と歌っていた、あれです。
ビックリしました。
踵に塗って、指でこすったら、角質化した皮膚がボロボロ落ちてきた。
おかげで踵はスベスベ、とまでは行きませんが、ひび割れはよくなってきました。
いい薬だから、何十年も売れ続けているのでしょうね。
ジェレマイア・チェチック監督『妹の恋人』(1993年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ。
自動車修理工のベニー(アイダン・クイン)は幼い頃に両親を亡くし、妹のジューン(メアリー・スチュアート・マスターソン)と二人暮らし。
心を病むジューンの世話をしてもらうため、昼間はハウスキーパーを雇っている。
が、ジューンが荒れるため、すぐに辞めてしまう。
精神科医のガーペー(C・C・H・パウンダー)は、ジューンを施設に預けるよう勧めるが、決心がつかない。
ベニーはウェイトレスのルーシー(ジュリアン・ムーア)とデートするが、ジューンのことを打ち明けられず、気まずいまま別れる。
ある日、ベニーは友人マイクとのポーカーに負けてしまい、マイクの家に居候している、いとこのサム(ジョニー・デップ)を引き取ることになる。
サムは読み書きができず、口もあまりきかない。
ある日、ベニーはジューン、サムとともに公園へ出かけるが……。
『シザーハンズ』で有名になったジョニー・デップが次に出演した映画。
彼の演じるサムは、読み書きはできないが、古い映画のマニアで、特にバスター・キートンの大ファン。
映画の後半では、サーカスのクラウン芸まで披露する。
このクラウン芸が実にお見事で、このシーンだけでも見る価値がある。
他愛ないラブコメ映画だが、若い頃のジョニー・デップの魅力がいっぱい。
ジョニー・デップのファンなら、見ておかないとまずいと思う。
右足の踵のひび割れが気になり、プリティーを買いました。
昔、テレビのコマーシャルで、「手と足に、プリティー」と歌っていた、あれです。
ビックリしました。
踵に塗って、指でこすったら、角質化した皮膚がボロボロ落ちてきた。
おかげで踵はスベスベ、とまでは行きませんが、ひび割れはよくなってきました。
いい薬だから、何十年も売れ続けているのでしょうね。
消失グラデーション [本]
5月18日(金)
長沢樹『消失グラデーション』(角川書店)読了。
東京。
藤野学院高校2年の椎名康は男子バスケット部の部員。
友人で放送部の樋口真由に、ある映像を見せられる。
それは、学校の敷地の北西の隅にある、人があまり行かない場所、別名「背徳の死角」に仕掛けちられた、隠しカメラが撮影したもの。
藤野学院では、校内に侵入して、生徒の制服などの私物を盗む不審人物、別名「ヒカルくん」が話題になっていた。
樋口はこの「ヒカルくん」を捕まえるつもりなのだ。
しかし、そこに映っていたのは、生徒会運営委員の藤崎咲羅とキスする、椎名の姿だった。
一方、椎名は校舎の屋上で、女子バスケット部のエースで、雑誌モデルもやっている、網川緑と出くわす。
網川は手首をカッターで切っていた……。
第31回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
いわゆる学園ミステリで、校舎の屋上から落ちた網川緑の死体が、なぜか消失する。
この本の中で起こる事件はこの一件だけなのだが、365ページ、終始緊張感が持続している。
それは、高校生たちの様々な異性愛、同性愛が瑞々しく描かれているからで、今までに読んだ学園ミステリと比べても、ここまで恋愛にこだわったものはなかったと思う。
しかし、50歳の僕にはちょっとキツイ。
ラストに大どんでん返しが待っていて、僕も予想はしていたのだが、結果はその予想をはるかに上回るものだった。
うまい作家だと思う。
今日は『容疑者Xの献身』を見てきました。
小6の息子も、学校が終わった後、一人でサンシャイン劇場まで来て、僕と一緒に見ました。
息子はとてもおもしろかったと言ってくれました。
3年前の初演の時は、まだ3年生だったので、ちょっと難しいのではないかと思い、見せなかったのです。
終演後、石神の仕掛けたトリックを説明させたら、ちゃんと理解していました。
ところで、『無伴奏ソナタ』に畑中智行が出演することになりました。
実は数日前から稽古に参加していたのですが、本日12時に発表ということだったので、今まで我慢して書きませんでした。
畑中智行は、『トリツカレ男』の後、立て続けに2本の外部公演に出演し、ようやくちゃんと休めると思っていたら、急遽、『無伴奏ソナタ』に出演することになり、本当に大変。
しかし、あっという間に、セリフと段取りを覚えて、昨日の第一回通し稽古を見事にやり遂げました。
まさに鉄人です。
『容疑者Xの献身』もおもしろいけど、『無伴奏ソナタ』もおもしろい。
一人でも多くの人に、両方見てほしいです。
長沢樹『消失グラデーション』(角川書店)読了。
東京。
藤野学院高校2年の椎名康は男子バスケット部の部員。
友人で放送部の樋口真由に、ある映像を見せられる。
それは、学校の敷地の北西の隅にある、人があまり行かない場所、別名「背徳の死角」に仕掛けちられた、隠しカメラが撮影したもの。
藤野学院では、校内に侵入して、生徒の制服などの私物を盗む不審人物、別名「ヒカルくん」が話題になっていた。
樋口はこの「ヒカルくん」を捕まえるつもりなのだ。
しかし、そこに映っていたのは、生徒会運営委員の藤崎咲羅とキスする、椎名の姿だった。
一方、椎名は校舎の屋上で、女子バスケット部のエースで、雑誌モデルもやっている、網川緑と出くわす。
網川は手首をカッターで切っていた……。
第31回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
いわゆる学園ミステリで、校舎の屋上から落ちた網川緑の死体が、なぜか消失する。
この本の中で起こる事件はこの一件だけなのだが、365ページ、終始緊張感が持続している。
それは、高校生たちの様々な異性愛、同性愛が瑞々しく描かれているからで、今までに読んだ学園ミステリと比べても、ここまで恋愛にこだわったものはなかったと思う。
しかし、50歳の僕にはちょっとキツイ。
ラストに大どんでん返しが待っていて、僕も予想はしていたのだが、結果はその予想をはるかに上回るものだった。
うまい作家だと思う。
今日は『容疑者Xの献身』を見てきました。
小6の息子も、学校が終わった後、一人でサンシャイン劇場まで来て、僕と一緒に見ました。
息子はとてもおもしろかったと言ってくれました。
3年前の初演の時は、まだ3年生だったので、ちょっと難しいのではないかと思い、見せなかったのです。
終演後、石神の仕掛けたトリックを説明させたら、ちゃんと理解していました。
ところで、『無伴奏ソナタ』に畑中智行が出演することになりました。
実は数日前から稽古に参加していたのですが、本日12時に発表ということだったので、今まで我慢して書きませんでした。
畑中智行は、『トリツカレ男』の後、立て続けに2本の外部公演に出演し、ようやくちゃんと休めると思っていたら、急遽、『無伴奏ソナタ』に出演することになり、本当に大変。
しかし、あっという間に、セリフと段取りを覚えて、昨日の第一回通し稽古を見事にやり遂げました。
まさに鉄人です。
『容疑者Xの献身』もおもしろいけど、『無伴奏ソナタ』もおもしろい。
一人でも多くの人に、両方見てほしいです。
カプリコン1 [映画]
5月17日(木)
ピーター・ハイアムズ監督『カプリコン1』(1977年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ、ヒューストン。
人類史上初の火星行き有人宇宙船カプリコン1の打ち上げが目前に迫っていた。
カプリコン1には、ブルーベーカー船長(ジェームズ・ブローリン)、ウィリス飛行士(サム・ウォーターストン)、ウォーカー飛行士(O・J・シンプソン)の3人が乗り組んでいる。
発射5分前、突然、操縦室のハッチが開き、1人の男が「外へ出ろ」と言う。
乗組員3人は船外に連れ出され、ジェット機に乗せられる。
5分後、カプリコン1は、乗組員の家族、副大統領、そしてたくさんの観衆が見守る中、火星へ向かって飛び立つ。
一方、3人を乗せたジェット機は砂漠の中の基地に着陸。
そこで待っていたのは、NASAのケラウェイ所長(ハル・ホルブルック)だった。
ケラウェイの話によると、2カ月前、カプリコン1の生命維持装置に故障が発見されたが、議会や国民の目を宇宙へ向けさせるために、計画の中止は出来なかったという。
基地の格納庫の中には、火星の地表の上に着陸船が置かれた、セットがあった!
ここで芝居をしろというのか?
断ろうとしたブルーベイカーに、ケラウェイは言う。
やってくれないと、君たちの家族の安全が保障できないと。
高校2年の時に見逃した映画を、35年後にやっと見た。
着眼点がおもしろく、SF映画の秀作と言えるだろう。
ただし、題材がロケットというだけで、この映画は徹頭徹尾、現実の中で描かれている。
クライマックスはなんと、複葉機とヘリコプターの空中戦。
もちろん、わざとそうしたわけで、ピーター・ハイアムズ監督のセンスのよさがよくわかる。
アポロの月着陸にも、この映画と同じ疑惑があるらしい。
1977年の時点で、こんな映画を作ることができたとは、アメリカさんもなかなかやるねえ。
今日は『無伴奏ソナタ』の第一回通し稽古でした。
おもしろい!
新作はいつも自信半分、不安半分なのですが、今日の通しを見て、自信が数十パーセント増大しました。
泣きどころが何カ所もあって、堪えるのが大変でした。
上演時間は1時間50分。
かなりゆっくりやっていたので、あと3分は短くなると思います。
明日は『無伴奏ソナタ』の稽古はお休み。
僕は『容疑者Xの献身』の本番に行きます。
ピーター・ハイアムズ監督『カプリコン1』(1977年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ、ヒューストン。
人類史上初の火星行き有人宇宙船カプリコン1の打ち上げが目前に迫っていた。
カプリコン1には、ブルーベーカー船長(ジェームズ・ブローリン)、ウィリス飛行士(サム・ウォーターストン)、ウォーカー飛行士(O・J・シンプソン)の3人が乗り組んでいる。
発射5分前、突然、操縦室のハッチが開き、1人の男が「外へ出ろ」と言う。
乗組員3人は船外に連れ出され、ジェット機に乗せられる。
5分後、カプリコン1は、乗組員の家族、副大統領、そしてたくさんの観衆が見守る中、火星へ向かって飛び立つ。
一方、3人を乗せたジェット機は砂漠の中の基地に着陸。
そこで待っていたのは、NASAのケラウェイ所長(ハル・ホルブルック)だった。
ケラウェイの話によると、2カ月前、カプリコン1の生命維持装置に故障が発見されたが、議会や国民の目を宇宙へ向けさせるために、計画の中止は出来なかったという。
基地の格納庫の中には、火星の地表の上に着陸船が置かれた、セットがあった!
ここで芝居をしろというのか?
断ろうとしたブルーベイカーに、ケラウェイは言う。
やってくれないと、君たちの家族の安全が保障できないと。
高校2年の時に見逃した映画を、35年後にやっと見た。
着眼点がおもしろく、SF映画の秀作と言えるだろう。
ただし、題材がロケットというだけで、この映画は徹頭徹尾、現実の中で描かれている。
クライマックスはなんと、複葉機とヘリコプターの空中戦。
もちろん、わざとそうしたわけで、ピーター・ハイアムズ監督のセンスのよさがよくわかる。
アポロの月着陸にも、この映画と同じ疑惑があるらしい。
1977年の時点で、こんな映画を作ることができたとは、アメリカさんもなかなかやるねえ。
今日は『無伴奏ソナタ』の第一回通し稽古でした。
おもしろい!
新作はいつも自信半分、不安半分なのですが、今日の通しを見て、自信が数十パーセント増大しました。
泣きどころが何カ所もあって、堪えるのが大変でした。
上演時間は1時間50分。
かなりゆっくりやっていたので、あと3分は短くなると思います。
明日は『無伴奏ソナタ』の稽古はお休み。
僕は『容疑者Xの献身』の本番に行きます。
デッドゾーン [映画]
5月16日(水)
デヴィッド・クローネンバーグ監督『デッドゾーン』(1983年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ。
高校の英語教師ジョニー・スミス(クリストファー・ウォーケン)は同僚のサラ(ブルック・アダムス)とのデートの帰りに交通事故に遭い、昏睡状態に陥る。
5年後、ジョニーはウイザック博士(ハーバート・ロム)の診療所で目を覚ます。
サラは別の男と結婚していた。
ある日、ジョニーが看護婦の腕を掴むと、部屋の隅で火に囲まれて、少女が泣き叫んでいた。
「エミーが泣いている。家が火事だ」とジョニーが叫ぶ。
看護婦が自宅へ駆けつけると、エミーが消防士に助け出され、泣きじゃくっていた。
ジョニーは千里眼の能力を手に入れてしまったのだ。
退院後、隣町の保安官(トム・スケリット)が訪ねてきて、連続少女殺人事件の捜査に協力してくれと言う。
しかし、恋人と仕事を失い、ステッキを使わなければ歩けなくなったジョニーは、保安官の頼みをすげなく断る……。
スティーヴン・キングのSFホラーの映画化。
名作と誉れ高い映画で、前からずっと見てみたかったのだが、地元のGEOになく、諦めかけていたところ、事務所の入っているビルの一階のレンタル店で発見し、ついに鑑賞。
明らかに低予算で作られた映画だが、脚本も監督もしっかりしていて、完成度は高い。
特筆すべきは主演のクリストファー・ウォーケンで、偶然、超能力を手に入れてしまった男の苦悩と孤独を見事に体現していた。
『ディア・ハンター』で注目された時から、その凄味のある演技は高く評価されていた。
この映画が名作と呼ばれるようになったのも、多くは彼のおかげだろう。
近年はコメディにもよく出ていて、そのすっとぼけた演技は誠に味わい深い。
まさに名優である。
『無伴奏ソナタ』の稽古、今日は2場・3場・4場・5場をやりました。
その前に、歌とパフォーマンスの稽古をたっぷり2時間。
今日も石川寛美が来てくれたので、どんどん改良を加えて、おもしろくしました。
演技の方は、ようやく全員がキャラクターをつかみ、脚本家の僕が期待していたものに近づいてきました。
もう少し、もう少しで完成です。
明日はいよいよ第一回通し稽古。
どんな芝居が見られるか、とても楽しみです。
デヴィッド・クローネンバーグ監督『デッドゾーン』(1983年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ。
高校の英語教師ジョニー・スミス(クリストファー・ウォーケン)は同僚のサラ(ブルック・アダムス)とのデートの帰りに交通事故に遭い、昏睡状態に陥る。
5年後、ジョニーはウイザック博士(ハーバート・ロム)の診療所で目を覚ます。
サラは別の男と結婚していた。
ある日、ジョニーが看護婦の腕を掴むと、部屋の隅で火に囲まれて、少女が泣き叫んでいた。
「エミーが泣いている。家が火事だ」とジョニーが叫ぶ。
看護婦が自宅へ駆けつけると、エミーが消防士に助け出され、泣きじゃくっていた。
ジョニーは千里眼の能力を手に入れてしまったのだ。
退院後、隣町の保安官(トム・スケリット)が訪ねてきて、連続少女殺人事件の捜査に協力してくれと言う。
しかし、恋人と仕事を失い、ステッキを使わなければ歩けなくなったジョニーは、保安官の頼みをすげなく断る……。
スティーヴン・キングのSFホラーの映画化。
名作と誉れ高い映画で、前からずっと見てみたかったのだが、地元のGEOになく、諦めかけていたところ、事務所の入っているビルの一階のレンタル店で発見し、ついに鑑賞。
明らかに低予算で作られた映画だが、脚本も監督もしっかりしていて、完成度は高い。
特筆すべきは主演のクリストファー・ウォーケンで、偶然、超能力を手に入れてしまった男の苦悩と孤独を見事に体現していた。
『ディア・ハンター』で注目された時から、その凄味のある演技は高く評価されていた。
この映画が名作と呼ばれるようになったのも、多くは彼のおかげだろう。
近年はコメディにもよく出ていて、そのすっとぼけた演技は誠に味わい深い。
まさに名優である。
『無伴奏ソナタ』の稽古、今日は2場・3場・4場・5場をやりました。
その前に、歌とパフォーマンスの稽古をたっぷり2時間。
今日も石川寛美が来てくれたので、どんどん改良を加えて、おもしろくしました。
演技の方は、ようやく全員がキャラクターをつかみ、脚本家の僕が期待していたものに近づいてきました。
もう少し、もう少しで完成です。
明日はいよいよ第一回通し稽古。
どんな芝居が見られるか、とても楽しみです。
力道山の真実 [本]
5月16日(水)
大下英治『力道山の真実』(祥伝社文庫)読了。
元・週刊文春記者で、作家の大下英治による、日本のプロレスの祖・力道山の伝記。
力道山の正しい生誕年はいまだに不明。
生誕地は今の北朝鮮で、漢学者だった父の三番目の息子。
本名は、金信洛(キムシルラク)。
韓国相撲(シルム)の強豪だったが、昭和14年、長崎の興行師・百田巳之吉にスカウトされて来日、二所ノ関部屋に入門。
昭和15年に力道山として初土俵。
驚異的なスピードで出世し、昭和24年に関脇となる。
が、昭和25年、親方との対立、借金問題などが原因で、自主廃業。
新田建設の資材部長となる。
昭和26年、新橋のナイトクラブ・銀馬車で、プロレスラーのハロルド坂田と喧嘩し、惨敗。
ハロルド坂田に誘われ、プロレスの練習に参加し、これこそ自分の進むべき道と決意。
昭和26年、ハワイへ修行の旅に出る……。
金、暴力、酒、女、ヤクザ。
スポーツ選手というより、まるでギャング。
そして、あまりにも荒々しい性格。
絶対に友達になりたくないタイプだと思った。
力道山がプロレスラーになる前から、日本にはプロレスが存在していたので、正確に言えば、彼はプロレスの祖ではなく、日本中にプロレスを広めた功労者ということになる。
昭和30年代は、長嶋茂雄、石原裕次郎とともに、日本のピーローでもあった。
力道山の様々な伝記と、関係者の証言に基づいた、伝記の決定版。
今日も13時から、『無伴奏ソナタ』の稽古です。
明日はいよいよ第一回通し稽古。
通し稽古へ向けて、ガンガン行きたいと思います。
それでは、行ってきます。
大下英治『力道山の真実』(祥伝社文庫)読了。
元・週刊文春記者で、作家の大下英治による、日本のプロレスの祖・力道山の伝記。
力道山の正しい生誕年はいまだに不明。
生誕地は今の北朝鮮で、漢学者だった父の三番目の息子。
本名は、金信洛(キムシルラク)。
韓国相撲(シルム)の強豪だったが、昭和14年、長崎の興行師・百田巳之吉にスカウトされて来日、二所ノ関部屋に入門。
昭和15年に力道山として初土俵。
驚異的なスピードで出世し、昭和24年に関脇となる。
が、昭和25年、親方との対立、借金問題などが原因で、自主廃業。
新田建設の資材部長となる。
昭和26年、新橋のナイトクラブ・銀馬車で、プロレスラーのハロルド坂田と喧嘩し、惨敗。
ハロルド坂田に誘われ、プロレスの練習に参加し、これこそ自分の進むべき道と決意。
昭和26年、ハワイへ修行の旅に出る……。
金、暴力、酒、女、ヤクザ。
スポーツ選手というより、まるでギャング。
そして、あまりにも荒々しい性格。
絶対に友達になりたくないタイプだと思った。
力道山がプロレスラーになる前から、日本にはプロレスが存在していたので、正確に言えば、彼はプロレスの祖ではなく、日本中にプロレスを広めた功労者ということになる。
昭和30年代は、長嶋茂雄、石原裕次郎とともに、日本のピーローでもあった。
力道山の様々な伝記と、関係者の証言に基づいた、伝記の決定版。
今日も13時から、『無伴奏ソナタ』の稽古です。
明日はいよいよ第一回通し稽古。
通し稽古へ向けて、ガンガン行きたいと思います。
それでは、行ってきます。
摩天楼はバラ色に [映画]
5月15日(火)
ハーバート・ロス監督『摩天楼はバラ色に』(1986年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ、ニューヨーク。
カンサスに住むブラントリー・フォスター(マイケル・J・フォックス)は、大学を卒業して、ニューヨークの会社に就職。
ところが、会社に出社してみると、なんとその日に他社に乗っ取られて、彼はクビ。
仕方なく、遠縁のおじさんを頼ることにする。
おじさんのプレスコット(リチャード・ジョーダン)は、27の関連会社を持つ巨大コングロマリット、ペンロープ・コーポレーションの社長だった。
ブランドリーの「チャンスをくれ!」との訴えに、プレスコットは渋々、メイル・ボーイの仕事を与えてくれた。
社内に郵便物を配る仕事だが、その最中、重役会議に参加する美女を見かける。
彼女はハーバード大学の出身で、クリスティ(ヘレン・スレイター)という名前だった……。
タイトルの「摩天楼」には「ニューヨーク」とフリガナが振ってある。
マイケル・J・フォックスが絶好調の頃のコメディで、確かに彼は光り輝いている。
が、ストーリーにかなり無理があって、感情移入はできなかった。
この映画を見ようと思ったのは、監督が『愛と喝采の日々』や『グッバイガール』のハーバート・ロスだったから。
残念ながら、アイドル映画の域を出ていないと思う。
『無伴奏ソナタ』の稽古、今日は石川寛美が来て、歌の指導をしてくれました。
まず一回歌って、石川さんがダメ出しすると、二回目は俄然、よくなる。
石川さんの指導も凄いし、それに即座に対応できる役者たちも凄い。
この調子で行けば、初日までにはしっかりしたものに仕上がりそうです。
その後は、4場、5場、1場、2場の復習。
上演時間は今のところ、1時間45分から50分の間ぐらいになりそう。
しかし、セリフと段取りが身につけば、もっと短くなるかもしれません。
明日も頑張ります。
ハーバート・ロス監督『摩天楼はバラ色に』(1986年)レンタルDVDで鑑賞。
アメリカ、ニューヨーク。
カンサスに住むブラントリー・フォスター(マイケル・J・フォックス)は、大学を卒業して、ニューヨークの会社に就職。
ところが、会社に出社してみると、なんとその日に他社に乗っ取られて、彼はクビ。
仕方なく、遠縁のおじさんを頼ることにする。
おじさんのプレスコット(リチャード・ジョーダン)は、27の関連会社を持つ巨大コングロマリット、ペンロープ・コーポレーションの社長だった。
ブランドリーの「チャンスをくれ!」との訴えに、プレスコットは渋々、メイル・ボーイの仕事を与えてくれた。
社内に郵便物を配る仕事だが、その最中、重役会議に参加する美女を見かける。
彼女はハーバード大学の出身で、クリスティ(ヘレン・スレイター)という名前だった……。
タイトルの「摩天楼」には「ニューヨーク」とフリガナが振ってある。
マイケル・J・フォックスが絶好調の頃のコメディで、確かに彼は光り輝いている。
が、ストーリーにかなり無理があって、感情移入はできなかった。
この映画を見ようと思ったのは、監督が『愛と喝采の日々』や『グッバイガール』のハーバート・ロスだったから。
残念ながら、アイドル映画の域を出ていないと思う。
『無伴奏ソナタ』の稽古、今日は石川寛美が来て、歌の指導をしてくれました。
まず一回歌って、石川さんがダメ出しすると、二回目は俄然、よくなる。
石川さんの指導も凄いし、それに即座に対応できる役者たちも凄い。
この調子で行けば、初日までにはしっかりしたものに仕上がりそうです。
その後は、4場、5場、1場、2場の復習。
上演時間は今のところ、1時間45分から50分の間ぐらいになりそう。
しかし、セリフと段取りが身につけば、もっと短くなるかもしれません。
明日も頑張ります。
傍聞き [本]
5月14日(月)
長岡弘樹『傍聞き』(双葉文庫)読了。
某県垣沼市。
消防隊員の蓮川潤也は、上司の室伏隊長の娘・佳奈との結婚を間近に控えている。
夜、室伏隊長とともに、救急車で移動中、ナイフで腹を刺された50代の男を救急病院へ搬送することになる。
その男はなんと、検事の葛井だった。
半年前、佳奈は交通事故に遭い、今は車椅子の生活をしている。
加害者は不起訴になった。
その決定を下したのが、目の前にいる葛井だった。
救急車は最寄りの救急病院へ向かった。
ところが、病院の駐車場に到着すると、室伏隊長はこのまま外へ出ろと言った……。
短編ミステリ4つを収録、上記は一つ目の『迷走』。
タイトルの「傍聞き」は「かたえぎき」と読む。
相手から直接聞いたら「本当かな?」と思うことでも、相手が他の誰かに話しているのをそばで漏れ聞いた場合はつい信じてしまう。
これを「傍聞き」と言うらしい。
2つ目に収録されている小説のタイトルだが、この作品で、作者は2008年度の日本推理作家協会賞短編部門を受賞している。
『傍聞き』も秀逸だが、他の3編もかなりの出来。
どの作品も最後でアッと驚かされるが、同時に人間ドラマもキッチリ描かれていて、まさに短編ミステリのお手本のよう。
お薦めです。
今日は10時からキャラメルボックス俳優教室の授業、14時から『無伴奏ソナタ』の稽古でした。
『無伴奏ソナタ』では、大事件が勃発。
詳しい話はまもなくキャラメルボックスのホームページで報告があると思います。
が、稽古自体はきわめて順調に進みました。
今日は1場から4場の前半までの復習。
役者たちそれぞれが自分の役をつかみ、テンションを上げてきていて、先週とは見違えるほどおもしろくなっていました。
でも、稽古はまだ一週間もある。
こいつは凄い芝居になりそうだ、とワクワクしてきました。
明日から、さらに頑張ります。
長岡弘樹『傍聞き』(双葉文庫)読了。
某県垣沼市。
消防隊員の蓮川潤也は、上司の室伏隊長の娘・佳奈との結婚を間近に控えている。
夜、室伏隊長とともに、救急車で移動中、ナイフで腹を刺された50代の男を救急病院へ搬送することになる。
その男はなんと、検事の葛井だった。
半年前、佳奈は交通事故に遭い、今は車椅子の生活をしている。
加害者は不起訴になった。
その決定を下したのが、目の前にいる葛井だった。
救急車は最寄りの救急病院へ向かった。
ところが、病院の駐車場に到着すると、室伏隊長はこのまま外へ出ろと言った……。
短編ミステリ4つを収録、上記は一つ目の『迷走』。
タイトルの「傍聞き」は「かたえぎき」と読む。
相手から直接聞いたら「本当かな?」と思うことでも、相手が他の誰かに話しているのをそばで漏れ聞いた場合はつい信じてしまう。
これを「傍聞き」と言うらしい。
2つ目に収録されている小説のタイトルだが、この作品で、作者は2008年度の日本推理作家協会賞短編部門を受賞している。
『傍聞き』も秀逸だが、他の3編もかなりの出来。
どの作品も最後でアッと驚かされるが、同時に人間ドラマもキッチリ描かれていて、まさに短編ミステリのお手本のよう。
お薦めです。
今日は10時からキャラメルボックス俳優教室の授業、14時から『無伴奏ソナタ』の稽古でした。
『無伴奏ソナタ』では、大事件が勃発。
詳しい話はまもなくキャラメルボックスのホームページで報告があると思います。
が、稽古自体はきわめて順調に進みました。
今日は1場から4場の前半までの復習。
役者たちそれぞれが自分の役をつかみ、テンションを上げてきていて、先週とは見違えるほどおもしろくなっていました。
でも、稽古はまだ一週間もある。
こいつは凄い芝居になりそうだ、とワクワクしてきました。
明日から、さらに頑張ります。
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