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放蕩記 [本]

3月17日(金)
佐藤正午『放蕩記』(光文社文庫)読了。

放蕩記 (光文社文庫)

放蕩記 (光文社文庫)

  • 作者: 佐藤 正午
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/10/09
  • メディア: 文庫


海藤正夫は処女作『女は箒に跨って飛ぶ』が新人賞を取り、ベストセラー作家となった。
毎週、百万単位の印税が出版社から振り込まれる。
海藤は酒と女にひたすら溺れた。
しかし、2作目も3作目も全く売れない。
それなのに、海藤は放蕩をやめようとしなかった。
おかげで、金はどんどん減っていく……。

佐藤正午氏は1983年に『永遠の1/2』がすばる文学賞を受賞し、ベストセラー作家になった。
『放蕩記』はその時の経験が元になっているようだ。
あとがきによると、『放蕩記』は1984年に月刊誌に発表されたが、すぐに本にならなかった。
出来に問題があったのだろう。
書き直しをして、書籍化したのは、実に7年後。
章ごとに文体を変える、非常に実験的な小説だった。
しかし、他人の放蕩ぶりを読まされても、あまり楽しいとは思えない。
『杜子春』も、おもしろいのは後半の仙人修行ではないか。
しばしばイヤな気分になり、読み続けるのが辛かった。

今日はキャラメルボックス2017スプリングツアー『鍵泥棒のメソッド』大阪公演の仕込み2日目。
東京発1113ののぞみに乗って、大阪に向かいました。
劇場に着いたのは14時過ぎ。
場当たりは17時に始まり、きわめて順調に進み、21時に終了しました。
池袋サンシャイン劇場は舞台の奥行きがあまりないため、いつも張り出し舞台を仮設しています。
が、ドラマシティの舞台は広いので、その必要がない。
そのために、袖の出入りがサンシャイン劇場の時と大きく変わりました。
はっきり言って、こっちの方が役者たちも楽だし、お客さんも見やすいと思います。
そのかわり、客席が広いので、役者たちはより大きく、より深く演じなければならない。
残り4ステージ、役者たちの頑張りに期待します。

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