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優しい死神の飼い方 [本]

3月20日(月)
知念実希人『優しい死神の飼い方』(光文社文庫)読了。

優しい死神の飼い方 (光文社文庫)

優しい死神の飼い方 (光文社文庫)

  • 作者: 知念 実希人
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2016/05/12
  • メディア: 文庫


「私」は死神。
死者の魂を天上に連れていくのが仕事だが、近頃は地上に残り地縛霊になる者が増えていた。
上司に責められ、「生きているうちから接触でもしない限り、成績を上げることは困難」と反論したら、「君にその役目を任せよう」と言われた。
で、気づいた時には、ゴールデンレトリーバーの体の中にいて、雪道をさまよっていた。
通りかかった若い人間の女性が、近くの家に連れていってくれた。
彼女の名前は朝比奈菜穂、連れていかれたのは彼女が働くホスピスだった……。

キャラメルボックスの岡田さつきに借りた本。
というか、いきなりこの本を押しつけられて、読むことを強制されたという感じ。
死神はホスピスに入院する末期癌の患者に接触し、彼らの未練を消していく。
が、犬が人間の言葉がしゃべるわけには行かない。
彼らの夢の中に入っていって、「これは夢だから、犬がしゃべってもいいのだ」と言って、説得していく。
主人公の死神が「高貴な私」「聡明な私」とやたらと威張るのがおもしろい。
知念実希人氏の本は初めて読んだが、現役の医師らしい。
そのため、医学的知識が万全で、安心して読むことができた。
純文学やミステリを書く医師はいたが、ファンタジーを書く医師は初めてではないか?
お薦めです。

今日はキャラメルボックス2017スプリングツアー『鍵泥棒のメソッド』大阪公演の千秋楽。
そして、公演自体の大千秋楽です。
関西方面にお住まいの方、今、決断すれば、間に合います!
ぜひぜひ大阪駅北側の大阪芸術劇場シアター・ドラマシティにお越しください!
お待ちしています。

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