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ハリー・クバート事件(上) [本]

5月16日(火)
ジョエル・ディケール『ハリー・クバート事件(上)』(東京創元社)読了。

ハリー・クバート事件〈上〉 (創元推理文庫)

ハリー・クバート事件〈上〉 (創元推理文庫)

  • 作者: ジョエル・ディケール
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2016/11/11
  • メディア: 文庫


2008年、ニューヨーク。
マーカス・ゴールドマンは27歳の作家。
1年半前にデビュー作がベストセラーになり、200万部を突破。
贅沢三昧の暮らしをしてきたが、2作目が書けない。
大学時代の恩師で、アメリカを代表する作家ハリー・クバートに助けを求める。
ニューハンプシャー州オーロラにある、ハリーの家に行くが、それでも一行も書けない。
ある日、オーロラで、33年前に行方不明になった15歳の少女ノラ・ケラーガンの遺体が発見される。
場所はハリーの家の庭だった。
ハリーの逮捕を知り、マーカスは直ちにオーロラへ向かった……。

作者のジョエル・ディケールは1985年生まれのスイス人で、20歳で作家デビュー。
2012年、27歳で書いた第6作がこの小説で、中身と同じくベストセラーになったらしい。
スイス人がアメリカを舞台にしたミステリを書くとはおもしろい。
しかし、ハリー・クバートがアメリカを代表する作家というのがどうしても信じられない。
彼の代表作『悪の起源』がそれほどの作品とは思えないし、彼自身の言動も大作家の風格がない。
作者が若いことが原因だと思う。

『素敵なセリフのしゃべり方』第6回。
最近は「滑舌」という言葉が一般でも使われるようになりましたが、俳優にとって、セリフを歯切れよくしゃべることは非常に重要です。
自分が発する音は、常に明確にするべきです。
英語では「Take it easy.」を「テキティイズィ」などと、音をくっつけて発音しますが、日本語でこれをやってはダメ。
一つ一つの音をはっきり発音することを、「音を粒立てる」と言います。
真珠のネックレスの一粒一粒は、接してはいるけれども、溶けてくっついたりはしていない。
前に「1文につき1単語、強調せよ」と書きましたが、強調しない部分も、音は粒立っていなければダメ。
それではどうすれば、粒立てることができるのか。
コツは次回、説明します。

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