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独立愚連隊西へ [映画]

8月4日(金)
岡本喜八監督『独立愚連隊西へ』(1960年)WOWOWで鑑賞。

独立愚連隊西へ [DVD]

独立愚連隊西へ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


太平洋戦争末期、北支戦線。
歩兵第四六三連隊が八路軍に攻撃を受けて玉砕し、軍旗が行方不明となった。
師団本部は将軍廟の留守隊長・大江大尉(平田昭彦)に軍旗の捜索を命じ、増援隊を派遣した。
それは、隊長の左文字少尉(加山雄三)と副官の戸山軍曹(佐藤允)が率いる、左文字小隊。
本部から厄介者扱いを受け、危険な戦線ばかりを転戦しているため、「独立愚連隊」と呼ばれている。
左文字小隊は小川を渡河中、歩哨兵に敵兵とまちがえられ、裸のままで追い払われた。
すぐに軍用トラックを襲い、軍服を手に入れるが……。

『独立愚連隊』シリーズの第二弾だが、前作とは無関係。
「独立愚連隊」というアイディアだけを残して、別の話を作ったようだ。
しかし、出演者はほとんど一緒。
佐藤允、中谷一郎、中丸忠雄がひたすらカッコイイ。
新参入の加山雄三はまだデビュー直後で、呆れるほどハンサム。
ゲストのフランキー堺はさすがのおもしろさ。
前作はサスペンス色が強かったが、こちらはコメディー色が強い。
このシリーズはこれ以降も続くが、おそらくこの2本目がフォーマットになったのだろうと思う。

『素敵なセリフのしゃべり方』第46回
若杉「あっ、返せ!」
朝比奈「返せとはなんですか。まるで私が泥棒でもしたみたいじゃないですか」
部下で年下の「若杉」に「返せ」と言われ、「朝比奈」は怒っています。
だから、「朝比奈」のセリフは怒って言うのだな、と考えるのは、間違いではない。
が、はたして「朝比奈」が感じている感情は怒りだけでしょうか?
人が単一の感情を感じることはあまりありません。
大抵は、二つ以上の感情を同時に感じています。
たとえば、怒った時。
そこが他の人がいる場所だったら、大抵の人は「あまりムキになって怒ってはまずい」と考えます。
激しい感情の表出は、大人の社会では基本的に禁じられている。
だから、怒りを感じると同時に、その怒りを抑えようという思考が働く。
まるで、作用に対する、反作用のように。
「朝比奈」は怒りと同時に、反作用の「あまりムキになってはまずい」とか、「言葉や表情を調節して、若杉を苛めてやろう」とか、第二・第三の感情を感じているはず。
それは、「朝比奈」のキャラクターをどう設定するかによって、変わります。
とにかく、第一の感情だけでなく、第二・第三の感情も読み取り、表現すること。
単一の感情を感じるのは、酔っ払った時か、疲れている時か、眠い時だけです。

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