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橋を渡る [本]

9月1日(金)
吉田修一『橋を渡る』(文藝春秋)読了。

橋を渡る

橋を渡る

  • 作者: 吉田 修一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/03/19
  • メディア: 単行本


新宮明良(しんぐうあきら)はビール会社の営業課長。
妻・歩美、甥・孝太郎と3人暮らし。
孝太郎は高校生で、同じ高校の結花と付き合っている。
明良は美術館に行くのが趣味で、そこで歩美と出会った。
歩美は今はギャラリーに勤めていて、最近、朝比奈達二という無名画家に付きまとわれている。
朝比奈には全く才能がいない、と歩美は言う……。

吉田修一氏の本はこれが24冊目。
4章に分かれていて、1章の主人公は明良、2章は篤子、3章は謙一郎、4章は響。
1~3章は2015年が舞台だが、4章はなんと、70年後の2085年!
そこでは1~3章のその後が描かれる。
明良、篤子、謙一郎は2015年の時点では無関係だったのに、その後の70年の間に関係が生まれ、一つの物語に収束する。
こんなスタイルの小説は初めてで、ちょっと驚いた。
4章だけ読めば、まさにSF。
僕は3章が一番おもしろかった。

キャラメルボックスのHPで、冬公演の情報が公開されました。
演劇集団キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』。
『彼は波の音がする、彼女は雨の音がする』以来1年半ぶりの、オリジナル新作。(『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』もそうだったけど、あれは15分だからカウントしません)
今、自宅に籠もって構想を立てているのは、この脚本です。
今はようやくストーリーが見えてきたところ。
急がないと、『光の帝国』の稽古が始まっちゃう!
頑張ります!

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