So-net無料ブログ作成
検索選択

円生と志ん生 [本]

12月31日(木)
井上ひさし『円生と志ん生』(新潮社)読了。

円生と志ん生

円生と志ん生

  • 作者: 井上 ひさし
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本


五代目円生こと美濃部孝蔵と、六代目志ん生こと山崎松尾は、満州国大連市に慰問にやってくる。
が、そこで突然、終戦。
大連市はソ連軍に包囲され、二人は日本に帰国できなくなってしまう。
最初は大連駅前の旅館「日本館」にいたが、金がなくなり、追い出される。
やむを得ず、逢坂街の娼妓置屋「福助」に転がり込むが、二人はソ連軍から「文化戦犯」に指定されたことを知る……。

2005年2月にこまつ座で初演された芝居の戯曲。
「美濃部孝蔵」役は角野卓造、「山崎松尾」役は辻萬長が演じた。
状況は悲惨だが、主人公の二人はさすがは落語家、飄々と生きていく。
円生のことは、僕もテレビで見て、よく覚えている。
あの人にこんな経験があったのかと思うと、ちょっと笑ってしまう。

読んだ本が溜まってしまったので、本日3回目の更新。
実はまだ他に3冊残っているのですが、2015年はこれでおしまいです。
このブログを読みに来てくださった皆さん、1年間、本当にありがとうございました。
2016年も引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。
来年も頑張って本を読み、映画を見ます。
そして、もちろん、頑張って芝居を作ります。
さらなる成長を目指して。
それではまた明日!


nice!(0) 
共通テーマ:演劇

ONCE ダブリンの街角で [映画]

12月31日(木)
ジョン・カーニー監督『ONCE ダブリンの街角で』(2006年)レンタルDVDで鑑賞。

ONCE ダブリンの街角で [DVD]

ONCE ダブリンの街角で [DVD]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: DVD


アイルランド、ダブリン。
ストリート・ミュージャンの男(グレン・ハンサード)が街角でギターを弾きながら歌っている。
そこへ、街角で花を売っている女(マルケタ・イルグロヴァ)が通りかかる。
女が男に話しかけてくる。
男がストリート・ミュージシャンの他に、掃除機の修理の仕事をしていると言うと、自分の家の掃除機をやってほしいと頼む。
翌日、女が掃除機を持ってきたので、家に案内する。
女はチェコ人で、途中で楽器店に寄り、ピアノを弾き始める。
男は自分の作った歌を女に教え、セッションを始める……。

『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督の前作。
主役の男を演じたグレン・ハンサードは、アイルランドの人気バンドのボーカリストらしい。
道理で、楽曲も歌唱もすばらしかった。
『はじまりのうた』と同じく、ストーリーよりも音楽を重視した映画。
わずか87分。

大掃除3日目。
エアコン1つと、書斎と、網戸9枚を掃除しました。
毎年1日がかりでやる風呂掃除は、中3の息子がやってくれました。
風呂掃除は天井の黒カビを落とすのが大変で、息子が代わってくれて、大助かり。
こうして今年の大掃除も無事に終了しました。
残るは『フォーゲット・ミー・ノット』のシノプシス。
今日中はちょっと難しいようです。
が、頑張ります。

nice!(0) 
共通テーマ:演劇

兄おとうと [本]

12月31日(木)
井上ひさし『兄おとうと』(新潮社)読了。

兄おとうと

兄おとうと

  • 作者: 井上 ひさし
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/10/30
  • メディア: 単行本


明治42年(1909年)、東京本郷。
吉野作造は31歳、東京帝国大学助教授の政治学者。
彼の家に、10歳の下の弟・信次が泊まりに来る。
信次は東京帝国大学の法律科の学生で、官僚を目指している。
作造の妻・玉乃には、君代という妹がいた。
信次と君代は互いに愛し合っていた……。

2003年5月、こまつ座で初演された芝居の戯曲。
大正時代、「民本主義」で本当のデモクラシーを訴えた、吉野作造の評伝劇。
名前だけは知っていたが、これほど立派な人だとは思わなかった。
貧しい人々を助けるために、産院、保育所、病院、相互金庫、職業学校など、様々な施設を作っていた。
初演では、辻萬長さんか「吉野作造」役を演じている。
見てみたかった。

いよいよ大晦日。
大掃除とシノプシス執筆で大忙しです。
高3の娘はひたすら勉強しています。
受験生には大晦日も元日もない。
大変だけど、一生に一度のこと、頑張ってほしいです。
と言いながら、僕はいまだに大晦日も元日も仕事をしていますけど。

nice!(0) 
共通テーマ:演劇

ビリギャル [映画]

12月30日(水)
土井裕泰監督『ビリギャル』(2015年)レンタルDVDで鑑賞。

映画 ビリギャル DVD スタンダード・エディション

映画 ビリギャル DVD スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


名古屋。
工藤さやか(有村架純)は私立の女子高の2年生で、両親・弟・妹と5人暮らし。
大学へはエスカレーター式で上がれるはずだったが、あまりに成績がひどく、また素行も悪いため、校長・担任から注意を受ける。
母・ああちゃん(吉田羊)は、さやかを塾に連れていく。
塾教師の坪田(伊藤淳史)は、金髪パーマ、厚化粧、ピアス、ミニスカート、へそ出しルックのさやかにビックリ。
早速テストをやらせてみたら、あまりの出来なさ加減にさらにビックリ。
ところが、坪田は、さやかに「慶應大学を目指そう」と提案した……。

ベストセラーの映画化。
原作では家族の出番はほとんどなかったが、映画の方はホームドラマと呼びたくなるほど家族の比重が増していた。
その分、フィクション性も増した。
が、エンターテインメントとしては申し分のない出来で、非常にわかりやすく、感動的。
あまりにわかりやくすて、映画よりテレビドラマに近い気がした。
伊藤淳史の塾教師、田中哲司の父、安田顕の担任教師がすばらしかった。

大掃除2日目。
1階の窓1つ、2階の窓3つ、トイレ2つ、洗面所2つ、エアコン3つの掃除をしました。
明日はエアコン1つ、風呂、書斎。
何とか除夜の鐘までに終わりそうです。
『フォーゲット・ミー・ノット』はシノプシスを書き始めました。
こっちも除夜の鐘までに終わるといいなあ。


nice!(0) 
共通テーマ:演劇

太鼓たたいて笛ふいて [本]

12月30日(水)
井上ひさし『太鼓たたいて笛ふいて』(新潮社)読了。

太鼓たたいて笛ふいて (新潮文庫)

太鼓たたいて笛ふいて (新潮文庫)

  • 作者: 井上 ひさし
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/10/28
  • メディア: 文庫


1935年(昭和10年)東京、下落合。
作家の林芙美子の借家に、ポリドールレコード文芸部の三木孝が訪ねてくる。
三木は芙美子に作詞を依頼していた。
が、芙美子は連載を何本も抱えた人気作家で、作詞にはなかなか手が回らない。
そこへ、母・キクの行商人時代の仲間の、加賀四郎と土沢時男が訪ねてきた。
二人はこれから満州の大連に行くと言う……。

2002年7月に初演された芝居の戯曲。
主役の「林芙美子」は大竹しのぶが演じた。
『放浪記』がベストセラーとなり、人気作家となった後の林芙美子が描かれている。
軍部に協力し、従軍記を次々と執筆。
しかし、途中で筆を折り、戦後は戦争の悲惨さを描き続けた。
11曲の劇中歌があり、さぞや楽しい芝居だったのだろうと思う。

井上ひさし氏の戯曲は、初期のテアトルエコー時代のものからずっと読んできたのですが、晩年の何作かは未読でした。
そのことに気づいて、「よし、読もう!」と決意しました。
今まで読んだ中で特に好きなのは以下の3作です。
『イーハトーボの劇列車』
『雨』
『頭痛肩こり樋口一葉』

nice!(0) 
共通テーマ:演劇

岸辺の旅 [本]

12月29日(火)
湯本香樹実『岸辺の旅』(文春文庫)読了。

岸辺の旅 (文春文庫)

岸辺の旅 (文春文庫)

  • 作者: 湯本 香樹実
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/08/03
  • メディア: 文庫


瑞希の夫・優介が失踪して、2年。
ある夜、瑞希が台所で「しらたま」作っていると、突然、優介が現れた。
優介は3年前に死んで、海の底で蟹に食われたらしい。
それから3年かけて、帰ってきた。
瑞希は優介とともに旅に出る。
優介は、自分が3年の間に辿ってきた道を遡ると言う。
そして、ある小さいな新聞販売店に着いた……。

最近、深津絵里と浅野忠信の主演で映画化された。
亡くなった夫との二人旅、というから、ファンタジーかと思っていたら、純文学だった。
笑いも感動もない、不思議な世界。
これをどう映画化したのか、ぜひ見てみたいと思った。

大掃除1日目。
今日は一階の窓4つ、二階の窓4つを掃除しました。
残るは一階の窓1つ、二階の窓2つ。
窓の掃除をしていると、外気の冷たさを感じます。
毎年、この窓掃除で、冬を実感します。
僕は冬が苦手です。
でも、お雑煮は大好物で、それだけは今から楽しみで仕方ありません。
朝昼晩、毎食お雑煮でも構わない。
毎年、僕以外の家族3人が米飯に戻っても、僕はお雑煮を食べ続けます。
今度のお正月も当然そうするつもりです。
わくわく。

nice!(0) 
共通テーマ:演劇

フォルトゥナの瞳 [本]

12月29日(火)
百田尚樹『フォルトゥナの瞳』(新潮社)読了。

フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)

フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/11/28
  • メディア: 文庫


木山慎一郎は川崎にある自動車のコーティングの工場に勤めている。
ある日、電車の中で、指先が透けている人を見かける。
その時は単なる目の錯覚だと思った。
だが、別の日、衣服だけで体が見えない人を見かけ、後をつけていくと、目の前でバイクに撥ねられた。
慎一郎は、人の死期がわかる能力を手に入れてしまったのだ……。

フォルトゥナとは、ローマ神話に出てくる、運命の女神。
人間の運命が見える。
そんな能力を普通の人間が持ってしまったら、というファンタジー。
ラストがあまりにも悲しくて、残念だった。

今日から成井家は大掃除。
僕は毎年、窓の桟の担当です。
使わなくなった歯ブラシで埃を掻き出します。
それでは続きをやってきます。

nice!(0) 
共通テーマ:演劇

光秀の定理 [本]

12月28日(月)
垣根涼介『光秀の定理』(角川書店)読了。

光秀の定理 (単行本)

光秀の定理 (単行本)

  • 作者: 垣根 涼介
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2013/08/30
  • メディア: 単行本


1560年(永祿3年)春、京都。
浪人・玉縄新九郎は金に困り、追剥を働こうとするが、愚息と名乗る坊主に邪魔される。
愚息は街角で通行人を相手に、不思議な賭け事して、金を稼いでいる。
新九郎にはそのからくりが解けない。
別の日、新九郎はまたしても追剥を企み、旅装の武士に声をかける。
武士はあっさりと太刀と脇差を差し出した。
その武士の名は、明智十兵衛光秀だった……。

近頃有名な「ベイズの定理」を時代小説に応用した、珍しい作品。
愚息は四つの茶碗の中の一つに小石を入れ、どれに入っているか当てろと言う。
挑戦者が一つを選ぶ。
愚息は他の三つのうちの二つを開ける。
中身はカラ。
そこで愚息は、残り二つのうちどちらか一つ、もう一度選び直してもいいと言う。
多くの挑戦者は、どうせ二分の一だから、このままでいいと言う。
が、「ベイズの定理」によれば、二分の一ではないのだ。
僕も最初にこのクイズを聞いた時は二分の一だと思ってしまった。
解答を知っても、すぐには納得できなかった。
この「ベイズの定理」が、後半では光秀が参加する戦で応用される。
文句なしでおもしろかった。
また、明智光秀という人のこともよくわかって、とてもためになった。
なお、タイトルの「定理」には「レンマ」というルビが振られている。
サンスクリット語らしい。

朝から構想、構想、構想。
疲れると、読書。
とにかく一日中、机にかじりついています。
そうすると、眠くなります。
36年前の大学受験の時、勉強するのはちっとも苦じゃなかったけど、とにかくひたすら眠かった。
今、高3の娘が眠気との戦いの真っ只中にいます。
頑張れ、娘よ!
僕も頑張る!

nice!(0) 
共通テーマ:演劇

はじまりのうた [映画]

12月28日(日)
ジョン・カーニー監督『はじまりのうた』(2013年)DVDで鑑賞。

はじまりのうた BEGIN AGAIN [DVD]

はじまりのうた BEGIN AGAIN [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


アメリカ、ニューヨーク。
シンガーソングライターのグレタ(キーラ・ナイトレイ)は、ミュージシャンの恋人デイブ(アダム・レヴィーン)とイギリスからやってくる。
デイブの曲がヒットして、アメリカでデビューすることになったのだ。
グレタは曲作りでデイブに協力していたが、彼はツアー中に浮気。
怒ったグレタは、アパートを飛び出し、友人の家に居候する。
友人はミュージシャンで、彼が出演するライブに行くと、飛び入りで一曲歌わされることに。
それを偶然目撃していたのが、音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)だった……。

キーラ・ナイトレイが歌いまくるが、意外と上手でビックリ。
それよりも何よりも、アダム・レヴィーンの歌が凄い。
本物のミュージシャンだそうで、クライマックスの彼の歌は圧倒的だった。
ストーリーはまあまあだったが、歌と雰囲気がよくて、楽しめた。

原題は『BEGIN AGAIN』。
邦題の『はじまりのうた』も悪くないが、この原題はすばらしい。
『BREATH』のタイトルは、こっちの方が合っていたのではないかと思った。
今さらそんなことを言っても……。

nice!(0) 
共通テーマ:演劇

奇跡の人 [本]

12月27日(日)
原田マハ『奇跡の人』(双葉社)読了。

奇跡の人 The Miracle Worker

奇跡の人 The Miracle Worker

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2014/10/21
  • メディア: 単行本


明治20年4月。
去場安(さりばあん)は25歳、岩倉使節団の一員として、わずか9歳でアメリカに留学し、13年後に帰国。
3年後、伊藤博文から手紙が届く。
青森県中津軽郡弘前町に住む介良貞彦男爵の娘の家庭教師になってほしいと。
その娘は6歳で、名前は介良れん(けられん)。
目が見えず、耳が聞こえず、話ができない、三重苦だった。
安も生まれつきの弱視で、今も少しずつ視力が落ちていた。
安はれんに会うため、弘前へ向かう……。

原田マハ氏の本は13冊目。
アニー・サリバンとヘレン・ケラーの史実を、明治20年の弘前に移しかえた物語。
このような小説を読むのは初めてで、なぜアメリカの史実を日本に移しかえるのか、その意味が最後までわからなかった。

今日は13時より、新中野のスタジオニンバス(キャラメルボックスの稽古場)で、旋風計画(アネモイプログラム)第12回公演の稽古。
稽古初日で、キャスティングを発表し、読み合わせを行いました。
年内の稽古は今日の1日だけ。
来年1月11日から2月22日まで週3回、役者だけで自主練。
2月23日から私が参加して、3週間の集中稽古。
そして、3月16日から20日まで本番、というスケジュール。
会場は、毎年、キャラメルボックス俳優教室の卒業公演を行っている、中野ザ・ポケットです。
今日の読み合わせはキャスティングしたばかりだったこともあり、出来はまだまだまだまだ。
役者諸君の努力に期待したいと思います。
演目は1月中旬に発表になるそうです。
お楽しみに。

nice!(0) 
共通テーマ:演劇