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二歩前を歩く [本]

2月29日(月)
石持浅海『二歩前を歩く』(光文社)読了。

二歩前を歩く

二歩前を歩く

  • 作者: 石持 浅海
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/03/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


「僕」は大手企業の研究所に勤めている。
ある日、前から来る人が必ず自分を避けるのに気付く。
その理由が、「僕」にはわからない。
研究所の先輩の小泉に話すと、実際にやってみようと言う。
「僕」と小泉が道を歩いていくと、前から来る人がやっぱり避けた。
すると、小泉は、自分が向こうから歩いてみると言う。
小泉は「僕」に向かってまっすぐ歩いてきた。
が、直前でやっぱり避けた!
短編6つを収録した連作短編集で、上記は表題作の『二歩前を歩く』。

こいつはおもしろい!
研究員の小泉の周囲で起こる、様々な不思議な事件。
石持浅海氏はミステリ作家だが、これは純粋なミステリではなく、言ってみれば、オカルト・ミステリ。
現実を少々逸脱する。
が、読めば必ず納得できるので、ご安心を。
特に、表題作の『二歩前を歩く』がすばらしい。
あまりにおもしろいので、中3の息子にストーリーを熱く語ってしまいました。
というわけで、お薦めです。

旋風計画(アネモイプログラム)『クローズ・ユア・アイズ』の稽古6日目。
一昨日、1~6場をビーナス・チームで通したので、今日はマーズ・チームで。
ところが、これが全然おもしろくなかった。
一昨日と比較して、悪化はしていなかったけれど、進歩も全くしていなかった。
かなり厳しく怒ってしまいました。
が、内心では、教師魂がフツフツと沸いてきました。
「こいつら、絶対巧くしてやる!」と燃えてきました。
その後は、7・8・9・10場の動き付け。
役者たちが頑張ってくれて、きわめてスムーズに進みました。
明日はもっとガンガンやったるでえ。

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太平洋ひとりぼっち [映画]

2月29日(月)
市川崑監督『太平洋ひとりぼっち』(1963年)レンタルDVDで鑑賞。

太平洋ひとりぼっち [DVD]

太平洋ひとりぼっち [DVD]

  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: DVD


1962年5月12日夜、西宮港。
22歳の青年・堀江謙一(石原裕次郎)が、自分のヨット「マーメイド号」に乗って、海に出る。
行き先はサンフランシスコ。
彼にはパスポートがなかったので、海上保安庁の巡視艇に止められたらアウト。
ゆえに、深夜の出航となった。
謙一は、父(森雅之)、母(田中絹代)、妹(浅丘ルリ子)と3人暮らし。
父は鉄工所を経営していた……。

実話を元にした映画。
堀江謙一氏の、日本人初のヨットによる太平洋横断は、大ニュースになった。
僕は当時、生後10カ月だったので、全く記憶がないが、物心つく頃には、テレビなどで、堀江謙一という名前を何度も耳にした。
日本人なら知ってて当然の有名人、という感じだった。
題材がおもしろく、石原裕次郎も頑張っているが、映像の魅力に乏しく、期待を超えることはなかった。

映画は「週に3本、月に12本以上」と決めているのですが、2月はなかなか見る暇がなかったので、ここ数日、立て続けに見ています。
こういう時はなるべく短い映画を選びます。
『太平洋ひとりぼっち』は97分でした。
短くてもおもしろい映画はいっぱいあります。
キャラメルボックスのハーフタイムシアターは上演時間が1時間ですが、けっして2時間の芝居に負けません。
それに、短いとつまらなくてもあまり腹が立ちません。
というわけで、今夜も何か見るつもりです。

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リスの窒息 [本]

2月28日(日)
石持浅海『リスの窒息』(朝日新聞出版)読了。

リスの窒息

リスの窒息

  • 作者: 石持 浅海
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2010/02/05
  • メディア: 単行本


野中栞は私立碩徳中学の3年で、両親と三人暮らし。
二学期の中間試験を終えて、同級生の小野寺聡子を連れて、帰宅する。
二階の両親の寝室で、両親と、栞の家庭教師の男が死んでいた。
母親と家庭教師がベッドで寝ているところへ父親が来て、二人を殺し、自分も首を吊って死んだのだ。
聡子は警察に通報しようとするが、栞は止める……。
舞原馨は秋津新聞社の社員で、編集局投稿課の所属。
ある日、投稿課のパソコンに、誘拐犯からのメールが届く。
中学生を誘拐した。
警察に知らせたら、人質は殺す。
身の代金は3000万……。

石持浅海氏の本はこれが24冊目。
誘拐ものは数多あるが、女子中学生による狂言誘拐、というアイディアは凄い。
徹頭徹尾スリリングで、あっと言う間に読めた。
お薦めです。

キャラメルボックス俳優教室2016年度オーディションの2日目。
今日も、僕、白坂恵都子、有坂美紀の3人で面接しました。
これで第一次募集の審査は終了。
第二次募集は、3月5日(土)が応募の締切です。
熱い芝居がやりたい方、ぜひぜひ応募してください。
お待ちしています。

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マッドマックス/サンダードーム [映画]

2月28日(日)
ジョージ・ミラー+ジョージ・オギルヴィー監督『マッドマックス/サンダードーム』(1985年)レンタルDVDで鑑賞。

マッドマックス~サンダードーム~ [DVD]

マッドマックス~サンダードーム~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


近未来。
マックス(メル・ギブソン)は一人で砂漠を旅をしていたが、飛行機に乗った親子に襲われ、車と荷物を奪われる。
そして、砂漠の中のバータータウンに辿り着く。
街はアウンティ・エンティティ(ティナ・ターナー)に支配されていた。
アウンティはマックスの腕っぷしを気に入り、仕事を依頼する。
街のエネルギーは、地下で飼われている豚たちのメタンガスによって支えられていた。
地下の支配者は、巨人のプラスター(ポール・ラーソン)と、小人のマスター(アンゲロ・ロッシト)の二人組。
アウンティはマックスにブラスターを殺せと言う。
二人の闘いの舞台は、街の中央に設けられた闘技場「サンダードーム」だった……。

シリーズ3作目で、話は2作目の続きという感じ。
しかし、このシリーズの売りであるはずのカーバトル・シーンがあまりなく、盛り上がりに欠けた。

今日はキャラメルボックス俳優教室2016年度オーディションの2日目。
面接です。
面接では、履歴書の確認をし、芝居の経験や現在の状況など聞き、最後に脚本を読んでもらいます。
相手役は、審査員の僕たちがやります。
大きな声でセリフを読むのは気持ちいい。
今日も張り切って、読んできます。
それでは行ってきます。

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北の夕鶴2/3の殺人 [本]

2月27日(土)
島田荘司『北の夕鶴2/3の殺人』(光文社文庫)読了。

北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)

北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)

  • 作者: 島田 荘司
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1988/07
  • メディア: 文庫


警視庁捜査一課の刑事・吉敷竹史(よしきたけし)に電話がかかってくる。
かけてきたのは、5年前に別れた妻・通子だった。
通子は釧路に住んでいたが、今は東京にいて、これから帰ると言う。
吉敷は東京駅に駆けつけ、通子が「夕鶴9号」に乗っている姿を窓越しに見る。
翌朝、その列車内で女性の死体が発見される。
年齢・衣服が通子と合致した。
吉敷は青森へ向かった……。

列車内で起きた殺人事件なので、アリバイものかと思ったら、さにあらず。
なんと、密室ものだった。
しかも、そのトリックと来たら、まさに驚天動地。
さすがは島田荘司氏、新本格の元祖だけのことはあると、感動した。
トリックも凄いが、ドラマも凄い。
別れた妻を救おうとする男の、命懸けの闘い。
ハードボイルトとしても絶品だと思う。
お薦めです。

今日は10時から、キャラメルボックス俳優教室2016年度第一次オーディションの1日目。
白坂恵都子・有坂美紀とともに、面接試験を行いました。
1230から、旋風計画(アネモイプログラム)『クローズ・ユア・アイズ』の集中稽古5日目。
4・5・6場の動きつけ。
そして、キャラメルボックスの岡田達也が来てくれたので、劇中で使われる鳥取弁の指導をしてもらいました。
やっぱり、ネイティブの発音は違う。
そして、最後に、動きつけが終わった1~6場のランスルー。
テンションとテンポが一段も二段も上がり、断然おもしろくなりました。
5日でこれだけ成長するなら、本番はさぞかしおもしろくなるに違いない。
来週の稽古も頑張るぞ!

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ふちなしのかがみ [本]

2月26日(金)
辻村深月『ふちなしのかがみ』(角川文庫)読了。

ふちなしのかがみ (角川文庫)

ふちなしのかがみ (角川文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: 文庫


辻村深月氏のホラー短編集。
表題作の『ふちなしのかがみ』の他、4編を収録。

辻村深月の氏の本はこれが16冊目。
ホラーと言うよりは、現代の怪談と言った感じ。
短編なので、どれもシンプル。
僕は『おとうさん、したいがあるよ』が一番気に入った。
この話は非常にシュールで、辻村氏の想像力の凄さに恐れ入った。

旋風計画(アネモイプログラム)『クローズ・ユア・アイズ』集中稽古4日目。
12時から衣裳合わせ。
予算が少ないのに、大正時代の衣裳を集めるなんて、大変だろうなあと案じていたが、全くの杞憂だった。
なんと、ボツが一点もナシ。
ちゃんと大正時代に見えるだけでなく、とてもカラフルで、素敵な衣裳ばかり。
アネモイ衣裳部、あんたたちは凄い!
続いて、1場から動きつけ。
役者たちが自分たちで考えた動きを修正していきました。
役者たちは俳優教室の生徒だった頃と違って、自覚を持って動いてくれるので、とてもやりやすい。
時には役者たちの意見も聞いて、よりよい動きをつけていきました。
この調子で、明日も頑張るぞ。

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アトランティック・シティ [映画]

2月26日(金)
ルイ・マル監督『アトランティック・シティ』(1980年)GYAOで鑑賞。

アトランティック・シティ [DVD]

アトランティック・シティ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: DVD


アメリカ、ニュージャージー州、アトランティック・シティ。
サリー(スーザン・サランドン)は独り暮らしで、カジノのオイスターバーで働いている。
ある日、職場へ、夫・デイヴ(ロバート・ジョイ)と妹クリッシー(ホーリス・マクラーレン)が訪ねてくる。
妹は妊娠していた。
サリーは妹と浮気した夫を捨て、ディーラーになるために、アトランティック・シティに来たのだ。
夫と妹は、サリーが拒否したにもかかわらず、部屋に住みついてしまう。
サリーの隣室に住むルー(バート・ランカスター)は、以前はギャングの下っぱだったが、今はナンバー賭博の集金人として細々と暮らしている。
デイヴはルーの力を借りて、麻薬を売ろうと企むが……。

どん底の男女のラブストーリー。
バート・ランカスターが巧く、スーザン・サランドンが美しい。
しかし、それぞれの人生の哀感が今一つ伝わってこない。
僕にはルイ・マル監督の映画は合わないのかもしれない。

一年以上前にメガネを踏んで、壊してしまいました。
その日に100円ショップで替わりのメガネを買ったのですが、それに慣れてしまい、壊れたメガネを修理するのをずっと先のばしにしていました。
が、昨日、ついに意を決して、メガネ屋へ。
地元のメガネスーパーで買ったのですが、その支店が閉店になってしまったので、新宿店へ。
相手をしてくれたお姉さんはわずか15分で修理してくれて、おまけに代金は請求されませんでした。
お姉さん、メガネスーパーさん、ありがとう!

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名前探しの放課後(下) [本]

2月25日(木)
辻村深月『名前探しの放課後(下)』(講談社文庫)読了。

名前探しの放課後(下) (講談社文庫)

名前探しの放課後(下) (講談社文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: 文庫


藤見高校1年の依田いつかは、3カ月後の未来から意識だけがタイムスリップして、戻ってきた。
3カ月後、同学年の生徒が自殺する。
いつかは自殺を食い止めるため、同学年のあすな、秀人、椿、天木に協力を依頼する。
あすなが自分の机の中から、死亡記事が書いてあるノートを発見する。
それは河野という男子生徒のものだった。
河野は同級生の小瀬からイジメを受けていた。
5人は河野に接近を開始する……。

事件が解決したと思ったその直後に、すべてが引っ繰り返る。
実に見事などんでん返しで、すっかり騙された。
その上、クライマックスは感動的。
やっぱり、、辻村深月氏は巧い。

旋風計画(アネモイプログラム)『クローズ・ユア・アイズ』の集中稽古3日目。
10場から14場まで復習しました。
やっぱり、『クローズ・ユア・アイズ』はおもしろかった。
でも、これ、上演するのはとっても難しい。
まじめにやったら、ただひたすら暗い話なので。
何とかアネモイのメンバーたちと協力して、楽しい芝居にしたいと思います。
明日は衣裳合わせ。
どんな衣裳が見られるか、とても楽しみです。

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ななつのこものがたり [本]

2月25日(木)
加納朋子『ななつのこものがたり』(東京創元社)読了。

ななつのこものがたり

ななつのこものがたり

  • 作者: 加納 朋子
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2005/09/30
  • メディア: 単行本


加納朋子の代表作『ななつのこ』のヒロイン・駒子が作中で愛読する本を実際に書籍化したもの。
物語は、田舎の村に住む「はやて」という名の男の子の8つの冒険。
これに、『ななつのこ』の表紙イラストを描いている菊池健が絵をつけ、絵本にした。

わずか63ページの本だが、絵本にしては文章の量が多く、読み応えがある。
菊池健氏の絵がすばらしい。
一見ソフトだが、意外と細密に描かれた絵は、加納朋子氏の文章によく似合っている。
菊池氏は『ささらさや』『てるてるあした』など、他の加納氏の本の装画も描いている。
名コンビということだろう。

キャラメルボックス2016ダブルチャレンジ『きみがいた時間ぼくのいく時間』『フォーゲット・ミー・ノット』大阪公演が昨日無事に千秋楽の幕を下ろしました。
原作者の梶尾真治先生も23日に見に来て、楽しんでくださったようです。
僕は22日に東京へ帰ってきてしまったので、お会いできなかった。
とても残念。
梶尾先生の新刊が来月発売になりますが、その帯に僕の推薦文が載っています。
『つばき、時跳び』に勝るとも劣らない、ピュアなタイムトラベル・ラブストーリー。
ぜひとも読んでほしいです。

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名前探しの放課後(上) [本]

2月24日(水)
辻村深月『名前探しの放課後(上)』(講談社文庫)読了。

名前探しの放課後(上) (講談社文庫)

名前探しの放課後(上) (講談社文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: 文庫


依田いつかは藤見高校の一年。
友人の秀人とジャスコの屋上にいた時、突如、自分が3カ月前にいることに気付く。
意識だけが、1月から10月にタイムスリップしたのだ。
1月、いつかと同じ学年の生徒が自殺した。
が、その生徒の名前が思い出せない。
いつかは同じ中学出身の坂崎あすなに相談を持ちかける。
あすなは自殺を食い止めようと言う。
いつかは友人の秀人、その彼女の椿、学年成績ナンバーワンの天木に協力を持ちかける。
5人は自殺しそうな人物を探し始める……。

辻村深月氏の本はこれが15冊目。
一言で言えば、学園タイムトララベル・ミステリー。
ディテールが細かく、話はじっくりと進んでいく。
果たして自殺は食い止められるのか?
下巻が気にかかる!

旋風計画(アネモイプログラム)『クローズ・ユア・アイズ』集中稽古の2日目。
稽古の前、10時からホームページ用に、座談会の収録をしました。
僕と、旋風計画(アネモイプログラム)の役者3人が、今回の公演について、いろいろ話をしました。
その後、稽古まで時間が空いたので、久しぶりにマラソン・コースを走ってきました。
タイムは11分58秒。
遅い!
とっても苦しかったけど、とっても楽しかった。
稽古は5場から9場までの復習。
各シーン3回ずつやっているのですが、やるたびによくなるので、とてもうれしい。
明日も頑張るぞ。

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