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舞姫 [本]

4月30日(土)
川端康成『舞姫』(新潮文庫)読了。

舞姫 (新潮文庫)

舞姫 (新潮文庫)

  • 作者: 川端 康成
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1954/11/17
  • メディア: 文庫


矢木波子は40過ぎの元バレリーナで、夫・元男、娘・品子、息子・高男と暮らしている。
仕事はバレエの教師で、娘もバレリーナとして活躍している。
波子には竹原という愛人がいる。
波子の元マネージャーの沼田は、波子に現役に復帰しろとしつこく催促する。
しかし、波子はどうしても決心がつかない……。

昭和25年12月から26年3月まで、朝日新聞に連載された作品。
執筆当時、川端康成は51歳だが、舞踊の世界にやたらと詳しく、驚かされた。
巻末の解説で三島由紀夫は、「隔靴掻痒のリアリズム」と規定している。
難しくないし、暗くもないが、希望のない作品。

キャラメルボックス featuring D-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』の稽古6日目。
半立ち稽古が最後の13場に到達しました。
一番最後、「岡本」が客席に向かって、刀を振るところで、三津谷亮くんが持っていた台本を盛大に撒き散らして、稽古場は爆笑の渦に。
この芝居は今回が5回目ですが、こんなアクシデントは初めてです。
三津谷くんはハイテンションなので、いろんなことを仕出かす。
おかげで、稽古場は終始、明るい雰囲気です。
今日で稽古の一週目が終了しましたが、今のところ、順調に進んでいます。

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地方消滅の罠 [本]

4月30日(土)
山下祐介『地方消滅の罠』(ちくま新書)読了。

地方消滅の罠: 「増田レポート」と人口減少社会の正体 (ちくま新書)

地方消滅の罠: 「増田レポート」と人口減少社会の正体 (ちくま新書)

  • 作者: 山下 祐介
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2014/12/08
  • メディア: 新書


首都大学准教授の山下祐介が、「2040年までに全国の市町村の半数が消滅する」と論じた日本創生会議の「増田レポート」を批判する。

小中高校の統廃合が市町村の消滅を促進する、という論は目からウロコだった。
少子化と東京一極集中が小中高校の統廃合を促進すると思っていたが、順番は逆だったのだ。
それほど、学校というものは重要だった。
299ページと、新書にしては厚めだが、読み応えのある本。

今年に入ってから、地元の図書館へ行くようになりました。
書店では見かけない、掘り出し物の本があると気づいたからです。
当たり前の話ですが、書店には出版されたばかりの本が中心に置かれている。
ブックオフにはよく売れた本が置かれている。
ちょっと古くて、しかもあまり売れなかった本は、図書館にしか置いてないのです。
今朝もこれから図書館へ行ってみようと思います。
素敵な出会いを期待して。
それでは行ってきます。

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オタク・イン・USA [本]

4月29日(金)
パトリック・マシアス『オタク・イン・USA』(ちくま文庫)読了。

オタク・イン・USA:愛と誤解のAnime輸入史 (ちくま文庫)

オタク・イン・USA:愛と誤解のAnime輸入史 (ちくま文庫)

  • 作者: パトリック・マシアス
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2013/07/10
  • メディア: 文庫


『Otaku USA Magazine』編集長のパトリック・マシアスが、アメリカにおける日本のマンガ・アニメの輸入の歴史を語る。

2006年に出版さた本なのでちょっと古いが、知らない話がいっぱいで楽しめた。
〇『ウルトラマン』は当たったが、『ウルトラセブン』は吹き替えが下手なギャグのオンパレードで、全く当たらなかった。クライマックスのアイスラッガーで怪獣を倒すシーンは、残酷ということでカットされた。
〇『ガッチャマン』は『Battle of the Planets』というタイトルで、中身を改竄されて放送された。舞台は地球でなく、遠い宇宙。
〇『人造人間キカイダー』はハワイのみで大当たりした。
〇『宇宙戦艦ヤマト』は『Star Blazers』というタイトルで放送された。「ヤマト」は「アルゴ」という名前になり、日本海軍の戦艦大和がモデルであることも伏せられた。
日本のアニメの多くは、それが日本製であることを伏せて放送された。
これはアメリカに限らず、ヨーロッパでもそう。
もし伏せていなければ、今頃は親日派が数万倍いただろうと思う。
残念。

今日は妻・高1の息子、母・義母が、ぴあ+ネビュラプロジェクト・プロデュース『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に行ってきました。
残念ながら、息子はあまり気に入らなかった様子。
しかし、『相棒』のファンなので、楽屋で川原和久さんに会えて、感激していました。
川原さんの演技も絶賛していました。
妻はとてもおもしろかったと言ってくれたので、ちょっと安心しました。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は残りあと二日。
皆様のご来場を心よりお待ちしています。
来てね!
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春の庭 [本]

4月28日(木)
柴崎友香『春の庭』(文藝春秋)読了。

春の庭

春の庭

  • 作者: 柴崎 友香
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/07/28
  • メディア: ハードカバー


東京。
太郎は大阪生まれの30代、元美容師で、今は小さな会社で営業職をしている。
3年前に妻と別れ、「ビューパレス サエキⅢ」で一人暮らし。
このアパートは取り壊しが決まっていて、契約期間が終わり次第、出ていかなければならない。
アパートには、他に3組の住人がいた。
ある日、二階に住む女性が、隣の家の絵を描いていた……。

芥川賞受賞作。
隣の家にはかつて芸術家の夫婦が住んでいて、二人はその家を題材にした写真集を出版した。
二階に住む女性はその写真集が大好きだった。
やがて主人公も隣の家に惹かれていく。
これもまた、現実の背後にもう一つの世界を見る小説。
不思議な味わいで楽しめた。

キャラメルボックス featuring D-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』の稽古4日目。
立ち稽古が7場まで進みました。
台本を持たずにやる役者が数名。
持っている役者もあまり台本を見ない。
みんな物凄いペースでセリフを覚えています。
まだ4日目だなんて、信じられない。
僕も頑張るぞ、と燃えてきました。

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クルックリン [映画]

4月28日(木)
スパイク・リー監督『クルックリン』(1994年)レンタルDVDで鑑賞。

クルックリン [DVD]

クルックリン [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD


1970代、アメリカ、ニューヨーク、ブルックリン。
トロイ・カーマイケル(ゼルダ・ハリス)は9歳の女の子、6人兄弟の5番目で、他の5人は全部男。
ダディ(デルロイ・リンド)は売れない音楽家、マム(アルフレ・ウッダード)は教師で、家計は苦しい。
子供たちを甘やかし、家計を気にしないダディに、マムの怒りが爆発。
ダディは家を出ていくことになった……。

オープニングで、ブルックリンに住む黒人の子供たちが様々な遊びをするのを映し続ける。
かけっこ、縄跳び、コマ回し……。
そして、8人の貧しい一家の食事が始まる。
ギャーギャーうるさくて、ケンカばかりだが、そこにはまぎれもない家族の平和がある。
差別も暴力もドラッグも出てこない、黒人の映画。
スパイク・リー監督もブルックリンで生まれ育ったらしい。
つまり、自分の少年時代を描いた映画なのだ。

ぴあ+ネビュラプロジェクト・プロデュース『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東京公演、今日を入れて、残りわずか4日となってしまいました。
見ようかどうか迷っている皆さん、そろそろ踏ん切りをつけないと間に合いませんよ。
僕はキャラメルボックスfeaturing D-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』の稽古で見に行けないのがとっても残念。
でも、千秋楽には何とか駆けつけようと思っています。
5月1日(日)が千秋楽。
残り4日の間に、ぜひぜひ麻布十番のZEPPブルーシアター六本木へお越しください。

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わたしがいなかった街で [本]

4月27日(水)
柴崎友香『わたしがいなかった街で』(新潮文庫)読了。

わたしがいなかった街で (新潮文庫)

わたしがいなかった街で (新潮文庫)

  • 作者: 柴崎 友香
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/11/28
  • メディア: 文庫


東京。
平尾砂羽は36歳、5年前に夫と離婚して、今は物流会社で契約社員として働いている。
2010年、墨田区から世田谷区に引っ越す。
ある日、自分の祖父が1945年6月まで、広島市の原爆の爆心地の近くのホテルでコックをしていたことを知る。
それ以来、、世界の戦争や紛争のドキュメンタリー映像を見続ける。
また別の日、大阪にいた頃に友達だった「なかちゃん」から電話がかかってくる……。
上記は表題作で、他に『ここで、ここで』を収録。

平凡な日常の中で、主人公は別のものを見ている。
『その街の今は』は昔の大阪の写真、『わたしがいなかった街で』は戦争や紛争の映像。
柴崎友香氏が描きたいものがやっと見えてきた気がする。

午前中、2カ月ぶりに床屋へ行きました。
稽古の前に、トーク&フォトブックの取材があったからです。
キャラメルボックスfeaturing D-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』の稽古3日目。
いよいよ今日から立ち稽古が始まりました。
1場から順番に4回ずつ小返しをしました。
いつもは3回なのですが、今回はダブルキャストがあるので、4回。
「岡本」役の陳内将くんと三津谷亮くんの演技かあまりにも違うのでビックリ。
どちらも今までにない「岡本」になりそうで、楽しみです。

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その街の今は [本]

4月26日(火)
柴崎友香『その街の今は』(新潮社)読了。

その街の今は (新潮文庫)

その街の今は (新潮文庫)

  • 作者: 柴崎 友香
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: 文庫


大阪。
「わたし」は28歳、勤め先の会社が倒産し、カフェでアルバイトを始めた。
ある夜、合コンの後、ライブハウスへ行き、そこでしこたま飲んでしまう。
翌朝、自分のアパートで目が覚めたが、昨夜の記憶は途中で途切れていた。
携帯を見ると、「良太郎」という人とデートすることになっていた……。

「わたし」は大阪の昔の写真を見ることにこだわる。
その理由は最後まで出てこない。
が、「わたし」の気持ちにはなぜか共感してしまう。
僕も、東京の昔の写真を見るのが大好きなのだ。
そこには何か、時代の気分みたいなものがあるのかもしれない。

本日、プロデューサーの仲村和生から、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の文庫をもらいました。
カバーが、ぴあ+ネビュラプロジェクト・プロデュース『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の宣伝になっていました。
これはうれしい。
ぜひ本屋で確認してみてください。
未読の方はぜひご購入をお薦めします。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は歴史に残る傑作ですから、絶対に読んで損はありません。

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候補者ビル・マッケイ [映画]

4月26日(火)
マイケル・リッチー監督『候補者ビル・マッケイ』(1972年)レンタルDVDで鑑賞。

候補者ビル・マッケイ [DVD]

候補者ビル・マッケイ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


アメリカ。
カリフォルニア州の上院議員選が始まろうとしていた。
現職は共和党のジャーモン(ドン・ポーター)で、圧倒的に有利。
対する民主党は、若くて有能な弁護士ビル・マッケイ(ロバート・レッドフォード)に白羽の矢を立てた。
ビルの父ジョン(メルヴィン・ダグラス)は民主党の長老で、カリフォルニアの州知事をつとめていた。
が、ビルは弁護士の仕事と、妻ナンシー(カレン・カールソン)との生活に満足していたため、立候補を渋る。
が、ジャーモンの演説を見て、立候補を決意する……。

アメリカの選挙がよくわかる映画。
それ以外に何のドラマもないため、選挙に興味のない人には退屈だろう。
しかし、若きロバート・レッドフォードはとても活き活きしていて、魅力的だった。

ぴあ+ネビュラ・ブロジェクト・プロデュース『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、とても評判がいいようで、うれしいです。
が、会場がいつもの池袋サンシャイン劇場でないためか、まだまだ席が余っている様子。
ZEPPブルーシアター六本木は、東京メトロ麻布十番駅から徒歩7~8分と、とても近いです。
ぜひとも足をお運びください。
そういう僕は麻布十番には行かず、新中野へ。
キャラメルボックスfeaturing D-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』の稽古2日目。
それでは行ってきます。

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ショートカット [本]

4月25日(月)
柴崎友香『ショートカット』(河出書房新社)読了。

ショートカット (河出文庫)

ショートカット (河出文庫)

  • 作者: 柴崎 友香
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 文庫


大阪
小川南津(なつ)はコンパで「なかちゃん」という男と知り合いになる。
なかちゃんは初対面でいきなり「おれ、ワープできんねんで」と話しかけてきた。
ローソンにいた時、気づいてみたら、東京原宿の表参道に移動していたと言う。
南津も表参道に行きたいと思った……。
短編4つを収録した短編集で、上記は一つ目の『ショートカット』。

この本はよくわからなかった。
柴崎友香氏の小説は何もかもが淡白なので、短編では理解できる前に終わってしまう。
一番長い『ポラロイド』が最も楽しめた。

今日は10時から俳優教室の授業。
実川貴美子コーチの指導によるストレッチと筋トレの後、僕のリードで発声練習、スピーチ、台本練習をやりました。
みんな少しずつ声が大きくなってきています。
14時より、キャラメルボックス2016ダブルチャレンジ『きみがいた時間ぼくのいく時間』『フォーゲット・ミー・ノット』の反省会。
17時より、キャラメルボックスfeaturing D-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』の稽古1日目。
製作総指揮・加藤昌史の挨拶、参加メンバー全員の自己紹介、脚本・演出の僕の所信表明演説の後、読み合わせをしました。
一部がダブルキャストなので、今日はBLACKチームが読みました。
『また逢おうと竜馬は言った』の初演は1992年で、今から24年も昔。
だから、僕の脚本なのに、今書いているものとは全然違う。
セリフ一つ一つが短くて、物凄く快調。
台本のページ数で言えば、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』よりずっと長いのに、読み合わせの上演時間は1時間48分でした。
実際に上演しても、2時間を越えることはないと思います。
D-BOYSの4人はみんな若くて元気。
賑やかなカンパニーになりそうで、楽しみです。
終了後、稽古場で行った親睦会も賑やかでした。
明日から本格的に稽古が始まる。
頑張りまっせえ。

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青空感傷ツアー [本]

4月24日(日)
柴崎友香『青空感傷ツアー』(河出文庫)読了。

青空感傷ツアー (河出文庫)

青空感傷ツアー (河出文庫)

  • 作者: 柴崎 友香
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 文庫


葉山芽衣は25歳、会社を辞めるため、大阪から東京の本社へ向かう。
そこで、4歳年下の音生(ねお)と再会する。
4年前、音生は芽衣の大学の同級生・千秋の彼女だった。
見た目は絶世の美少女だったが、性格が荒々しく、彼氏だった千秋の顔面を殴り、鼻骨を折ったりした。
芽衣と音生は新幹線で大阪へ帰り、数日後、トルコヘ向かった……。

芽衣と音生はトルコ、徳島、石垣島と旅していく。
音生が物凄い性格なので、行く先々で事件が起こる。
ユーモラスなロードムービー。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は日本を代表するミステリ作家・東野圭吾氏が書いたファンタジー。
手紙が時を越える物語です。
全編に伏線が散りばめられ、そのすべてがラストで回収されていく。
そして、バラバラだったジグソーパズルが一枚の絵になった時、今度はそこに時を越える愛が浮かび上がってくる。
涙なしで読み終えるのは誰にも不可能でしょう。
ぴあ+ネビュラプロジェクト・プロデュース『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、この小説をできるだけ忠実に舞台化しました。
原作未読の方はもちろん、既読の方にもきっと楽しんでいただけると思います。
舞台版『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は5月1日(日)まで、ZEPPブルーシアター六本木で絶賛上演中です。

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