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3時のアッコちゃん [本]

7月31日(日)
柚木麻子『3時のアッコちゃん』(双葉社)読了。

3時のアッコちゃん

3時のアッコちゃん

  • 作者: 柚木 麻子
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2014/10/15
  • メディア: 単行本


澤田三智子は高潮物産の宣伝部広報課の契約社員。
前の会社の上司のアッコさんこと黒川敦子を慕っている。
アッコさんは東京ポトフ&スムージーという会社を立ち上げ、飲食業界のトップを目指している。
三智子は広報課の会議がうまく行かず、悩んでいた。
アッコさんは「これから一週間、毎日3時から30分間、会議を開きなさい。私がそこにアフタヌーン・ティーをデリバリーしてあげる」と言った。
かくして、またしても不思議な一週間が始まる……。
『ランチのアッコちゃん』に続くシリーズ第二弾で、短編4つを収録した連作短編集。
上記は一つ目の『3時のアッコちゃん』。

『ランチのアッコちゃん』もおもしろかったが、こちらもなかなかのもの。
とにかく、アッコさんの強引なキャラクターがすばらしく、出てくるだけでうれしくなる。
第三弾も出ているようなので、必ず読もうと思う。
お薦めです。

キャラメルボックス2016サマーツアー『彼は波の音がする、彼女は雨の音がする』の本番2日目。
12時から『彼は波の音がする』の2ステージ目。
妻と大学1年の娘が見に来てくれました。
二人とも楽しんでくれた様子。
福澤朗さんは終演後、すぐに『バンキシャ!』の本番へ。
家に帰ってテレビを点けたら、いつも通りの顔で出ていました。
凄い!

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迷宮パノラマ館 [本]

7月30日(土)
芦辺拓『迷宮パノラマ館』(実業之日本社)読了。

迷宮パノラマ館

迷宮パノラマ館

  • 作者: 芦辺 拓
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2007/05/30
  • メディア: 単行本


小説家・芦辺拓の「ひとり雑誌」というコンセプトで、ミステリやSFやホラーの短編、ショートショート、講談、ラジオドラマ脚本など、様々な文章を集めたもの。

芦辺拓氏が十代の頃に書いた短編小説まで入っていた。
もちろん習作のレベルだが、ちゃんとミステリになっているのが凄い。
芦辺氏は現実と虚構が融合する話がお好きなようだ。
そのセンスは僕にもよくわかる。
これは僕や芦辺氏の世代特有なものだと思う。
僕が芦辺氏の作品にひかれる理由がようやくわかった。

キャラメルボックス2016サマーツアー『彼は波の音がする、彼女は雨の音がする』の本番初日。
12時から『彼は波の音がする』、1630から『彼女は雨の音がする』。
どちらも大きな事故やミスもなく、無事に上演することができました。
2歳下の弟が見に来てくれたので、一緒に帰って、僕の自宅で食事をしながら話をしました。
とても楽しんでくれたようです。
明日も頑張んべえ。

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モダン [本]

7月29日(金)
原田マハ『モダン』(文藝春秋)読了。

モダン

モダン

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/04/13
  • メディア: 単行本


アメリカ、ニューヨーク。
杏子ハワードは30代後半、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の展覧会ディレクター。
仕事のかたわら、大学院に通い、博士号取得を目指している。
2011年、日本の福島で、津波による原発事故が発生。
おりしも、ふくしま近代美術館では、MoMAが貸し出した『クリスティーナの世界』を中心にして、アンドリュー・ワイエス展が開かれていた。
理事会で『クリスティーナの世界』の回収が決定。
杏子は一人、福島に旅立つ……。
MoMAを舞台にした5つの短編を集めた連作短編集で、上記は一つ目の『中断された展覧会の記憶』。

原田マハ氏の本はこれが16冊目。
作家兼キュレーターの原田氏だからこそ書ける、美術の世界の小説。
MoMAの内側がわかり、非常におもしろかった。

キャラメルボックス2016サマーツアー『彼は波の音がする、彼女は雨の音がする』の仕込み4日目。
13時から『彼女は雨の音がする』のゲネプロ、18時から『彼は波の音がする』のゲネプロ。
役者の出とちりもありましたが、何とか上演することができました。
上演時間は、『彼女は雨の音がする』が1時間54分53秒、『彼は波の音がする』が1時間55分13秒。
ほぼ同じくらいの長さになってきました。
が、芝居の印象は全く違う。
『彼は波の音がする』は快活、『彼女は雨の音がする』は温かい、という感じ。
ぜひ2本とも見てほしい。
明日はいよいよ初日です。
新作2本がまとめて初日を迎えるのは、キャラメルボックス31年の歴史で初めて。
ぜひぜひ劇場に目撃に来てください。
お待ちしています。

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ハケンアニメ! [本]

7月28日(木)
辻村深月『ハケンアニメ!』(マガジンハウス)読了。

ハケンアニメ!

ハケンアニメ!

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2014/08/22
  • メディア: 単行本


有科香屋子(ありしなかやこ)は36歳、アニメ会社「スタジオえっじ」のプロデューサー。
9年前に見た、王子千晴監督の『光のヨスガ』に衝撃を受け、いつかこの人と一緒に仕事がしたいと思った。
そして、今年、王子監督を口説き、『運命戦線リデルライド』の製作が始まる。
3歳年下の王子監督は小柄で美形。
しかし、とんでもないワガママ男で、第三回の脚本が行き詰まったところで、行方不明になってしまう。
上司は監督を交替しろと言うが、有科は諦められない……。

辻村深月氏の本はこれが20冊目。
派遣会社の女性がアニメ会社に行かされて、いやいや働くうちに、アニメのすばらしさに気付く。
そんなストーリーを予想していたが、全く違った。
「ハケンアニメ」とは、同一クールに放映されるアニメの中でのナンバーワン、つまり「覇権アニメ」のことだった。
二つのアニメの製作が同時並行で描かれていく。
アニメ愛に溢れた小説。

キャラメルボックス2016サマーツアー『彼は波の音がする、彼女は雨の音がする』の仕込み3日目。
10時から『彼は波の音がする』の場当たり、17時から『彼女は雨の音がする』の場当たりでした。
どちらも順調に進み、2110に終了。
二本続けての場当たりは大変だったろうに、役者たちは元気に走り抜きました。
ただ見ているだけの僕は、後半、お尻が痛くなってきて、1場終わるたびに立ち上がって、お尻をさすっていました。
明日は二本続けてゲネプロ。
二本立ては本当に大変だけど、1日が物凄く濃密です。
明日も頑張るど。

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君たちはなぜ、怒らないのか [本]

7月27日(水)
大島武+大島新『君たちはなぜ、怒らないのか』(日本経済新聞出版社)読了。

君たちはなぜ、怒らないのか 父・大島渚と50の言葉

君たちはなぜ、怒らないのか 父・大島渚と50の言葉

  • 作者: 大島 武
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2014/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


映画監督の故・大島渚が残した50の名言を、息子の二人が語る。

大島渚、なんと魅力的な人だろう。
テレビではあんなに怒ってばかりだったのに、妻と息子たちには優しかった。
妻に惚れ抜き、息子たちを愛し抜いた。
息子たちが亡き父を慕うのもよくわかる。
大島渚の人柄を知りたい人はぜひとも読むべき本。
お薦めです。

今日も10時からキャラメルボックス俳優教室の授業。
2日連続というのは、卒業公演の集中稽古を除いては初めて。
しかし、二日間集中して稽古したおかげで、多くの生徒がはっきりわかるほど成長したと思います。
終了後は、歯医者へ。
5本あった虫歯の治療がようやく終わりました。
やれやれ。
終了後は、池袋サンシャイン劇場へ。
キャラメルボックス2016サマーツアー『彼は波の音がする、彼女は雨の音がする』の仕込み2日目で、20時からダンスの場当たり。
振付の川崎悦子先生が立ち位置と出はけを修正してくださったおかげで、非常に見やすく、美しくなりました。
明日は2本まとめて場当たり。
頑張るんば。

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ザ・ウォーク [映画]

7月27日(水)
ロバート・ゼメキス監督『ザ・ウォーク』(2015年)レンタルDVDで鑑賞。

ザ・ウォーク(初回生産限定) [DVD]

ザ・ウォーク(初回生産限定) [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD


フランス。
フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は8歳の時、「世界一の綱渡り一座」と呼ばれるサーカス団「白い悪魔たち」に夢中になる。
独学でトレーニングを積み、「白い悪魔たち」の座長のパパ・ルディ(ベン・キングズレー)の弟子となるが、すぐに決裂。
パリの街角で大道芸人として綱渡りを始める。
1973年、雑誌の記事で、アメリカに世界最高のワールド・トレード・センタービルが建設されることを知る。
このツインタワーの屋上と屋上の間にワイヤーを架けて歩きたい!
フィリップは、美術学校生のアニー(シャルロット・ルボン)、カメラマン志望のジャン=ルイ(クレメント・シボニー)らの協力を得て、夢の実現を目指す……。

実話を元にした映画。
僕は高所恐怖症気味なので、クライマックスは生きた心地がしなかった。
映画館で見たら、大変なことになっていたと思う。
さすがはロバート・ゼメキス監督、ストーリーも特殊効果もよくできていて、安心して楽しめた。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットも、フィリップの純粋だが独善的な性格と、110階の綱渡りの迫力を見事に演じきっている。
脇役のベン・キングスレーはいつも通りの名演技で、やっぱり凄い役者だと思う。

今日は二日連続で、キャラメルボックス俳優教室の授業。
今年はなぜか欠席者が多く、生徒数が少ないため、また演技力の平均値が高いため、非常に濃密な授業ができる。
昨日も授業も楽しかった。
今日も頑張りますよ。
それでは行ってきます。

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ラスト・ワルツ [本]

7月26日(火)
柳広司『ラスト・ワルツ』(角川書店)読了。

ラスト・ワルツ (角川文庫)

ラスト・ワルツ (角川文庫)

  • 作者: 柳 広司
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/03/25
  • メディア: 文庫


満州特急あじあ号が満州の首都・新京を発車した。
日本陸軍D機関のスパイ・瀬戸礼二は、一等客室に座っていた。
車内で在満ソ連領事館二等書記官のアントン・モロゾフと接触する予定だった。
発車から1時間20分後、瀬戸は洗面所に向かう。
個室トイレでモロゾフが死んでいた。
はたして殺したのは誰か?
瀬戸はたった一人で捜査を開始する……。
『ダブル・ジョーカー』『パラダイス・ロスト』に続く、D機関シリーズの3作目で、短編3作を収録。
上記は一つ目の『アジア・エクスプレス』。

柳広司氏の本はこれが19冊目。
『ダブル・ジョーカー』のインパクトは凄かった。
日本では珍しい、本格的なスパイもの。
キレのいい文章と、あっと驚くどんでん返しで、舌を巻いた。
今作もなかなかの出来で、僕は特に二つ目の『舞踏会の夜』が気に入った。
お薦めです。

10時から、キャラメルボックス俳優教室の授業。
クラウンの3回目で、前回やらなかった4人の生徒が挑戦しました。。
最後までやり遂げる勇気は認めるものの、笑いの作り方はまだまだ。
しかし、これでお笑いのメニューはすべて終了。
後は第二回セリフ発表会へ向けて、台本練習をするだけです。
クラウンの経験を活かして、楽しい発表会になることを期待します。
その後は池袋・サンシャイン劇場へ移動。
キャラメルボックス2016サマーツアー『彼は波の音がする、彼女は雨の音がする』の仕込み1日目。
1630に到着したら、もう舞台セットは出来上がっていました。
奥村泰彦さんの美術はシンプルで力強い。
このセットの中で繰り広げる芝居、早く見たくなりました。
『彼は波の音がする、彼女は雨の音がする』は7月30日(土)からです。

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七緒のために [本]

7月25日(月)
島本理生『七緒のために』(講談社)読了。

七緒のために (講談社文庫)

七緒のために (講談社文庫)

  • 作者: 島本 理生
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/04/15
  • メディア: 文庫


只野雪子は中学2年、父の仕事の都合が神奈川から東京へ引っ越した。
新しい中学で、合田七緒と親しくなる。
七緒に付き合って、雪子は美術部に入る。
雪子はひどい嘘つきで、雪子は毎日戸惑うばかり……。
上記は表題作で、他に『水の花火』を収録。

島本理生氏の本はこれが18冊目。
設定、ストーリーは新しくないが、センスがいいので読ませる。
人と人が分かり合えないことを徹底的に書く勇気がすばらしい。

キャラメルボックス2016サマーツアー『彼は波の音がする、彼女は雨の音がする』の稽古31日目。
稽古最終日。
『彼は波の音がする』の第四回通し稽古を行いました。
テンポがちょっとゆるめで、上演時間は2分近く伸びて、1時間56分。
しかし、中身は感情がぎっしり詰まっていて、とても楽しめました。
その後、梱包、荷出しをして、役者たちからの要望で、『彼女は雨の音がする』の自主練習に付き合いました。
荷出し後の自主練は滅多にないことで、役者たちのやる気がうれしかった。
『彼は波の音がする』はもちろん、『彼女は雨の音がする』もきっとおもしろいものになると思います。
乞ご期待!

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モンテカルロへ行こう [映画]

7月25日(月)
ジャン・ボワイエ監督『モンテカルロへ行こう』(1951年)レンタルDVDで鑑賞。

オードリー・ヘップバーンのモンテカルロへ行こう [DVD]

オードリー・ヘップバーンのモンテカルロへ行こう [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2012/05/26
  • メディア: DVD


パリ。
ジャズバンドの男のもとに、託児所の女が「あなたの孫だ」と赤ちゃんを連れてくる。
その日、ジャズバンドはモンテカルロへ出発。
男は仕方なく、赤ちゃんも連れていくことにする。
赤ちゃんを預けたのは、実はアメリカのスター女優(オードリー・ヘップバーン)。
撮影のためにフランスに来たが、ピアニストの夫とは別居中。
赤ちゃんがいなくなったことを知り、夫が連れ去ったのだと思い込む……。

オードリー・ヘップバーンが『ローマの休日』の2年前に小さな脇役として出演したフランス映画。
出番が少なく、演技もオーバー気味。
映画自体も非常に他愛ないコメディで、見続けるのが辛かった。
ヘップバーンのファンだけが見ておくべき映画。

昨日は妻の51回目の誕生日でした。
昼、大学1年の娘と高校1年の息子が妻をランチに招待したそうです。
僕は西葛西に出かけていたので、ちょっと残念。
夜は家族4人でハッピーバースデーを歌い、ケーキを食べました。
妻と出会ったのはキャラメルボックスを作ってから1カ月後。
つまり、キャラメルボックスの歴史がそのまま妻との歴史になるわけです。
31年、ありがとう。
これからもよろしく。

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フルタイムライフ [本]

7月24日(日)
柴崎友香『フルタイムライフ』(河出文庫)読了。

フルタイムライフ (河出文庫)

フルタイムライフ (河出文庫)

  • 作者: 柴崎 友香
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/11/04
  • メディア: 文庫


5月、大阪。
喜多川春子は22歳のOL。
業務用機械製作会社に入社し、経営統括部に配属されて、1カ月。
お勤めのかたわら、美大時代の友人・樹里とチームを組んで、小物のデザインをしている。
ボーイフレンドの吉岡くんのアパートへ行ったら、部屋から若い女が出てきた。
吉岡くんは彼女と付き合っていると言う……。

柴崎友香氏の本はこれが18冊目。
フルタイムで働くようになった、新入社員が主人公とはおもしろい。
同時にいわゆる「お仕事小説」にもなっていて、業務用機械製作会社の実態がきわめてリアルに描かれている。

今日は西葛西の東京フィルムセンター映画・俳優専門学校へ行き、11月のスペシャル公演のオーディションを行ってきました。
審査員は、スペシャル公演の演出をつとめる僕と真柴あずきと元キャラメルボックスの白井直。
1年生から3年生まで、40人近くの生徒が参加してくれました。
一次審査、二次審査を経て、無事に合格者が決定。
12人の生徒が選ばれました。
演目については後日、東京FCから発表になると思います。
スペシャル公演も今年で5年目。
去年の『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』が超えられるように頑張ります。

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