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夜は短し歩けよ乙女 [映画]

2月20日(火)
湯浅政明監督『夜は短し歩けよ乙女』(2017年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

「夜は短し歩けよ乙女」 Blu-ray 通常版

「夜は短し歩けよ乙女」 Blu-ray 通常版

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: Blu-ray


京都。
大学生の「先輩」(声/星野源)は、クラブの後輩の「黒髪の乙女」(花澤香菜)に思いを寄せていた。
彼女と結ばれるため、「ナカメ作戦」を実行していた。
「ナカメ作戦」とは、「ナるべく」「カのじょの」「メにとまる」作戦。
しかし、彼女は全く気づかない。
学園祭の夜、京都の町を歩く乙女を、先輩は多いかける……。

森見登美彦原作の小説のアニメ映画化。
高2の息子が絶賛するので、見てみた。
僕は原作が大好きで、あれをアニメにするのは難しいと思っていたが、いやはや見事な出来!
キャラクターは柴門ふみ氏のマンガのように素っ気ないが、色使いが鮮やかで、まるで70年前後のピンクパンサーのようにポップ。
現実感より遊び心に比重を置いていて、とにかく無茶苦茶センスがいい。
ジブリやピクサーとは全く違う、新しいアニメを見せられた感じ。
これだけ見事にアニメ化されたら、森見氏も本望なのではないか?
お薦めです。

僕は小説を原作とした芝居を30本ほど作っています。
あと、映画を原作とした芝居を1本、マンガを原作とした芝居を1本。
なので、他の演出家・監督の原作ものにとても興味があります。
僕はいつも、なるべく原作に忠実に、と考えています。
原作のすばらしさを崩したくないからです。
が、『夜は短し歩けよ乙女』を見て、こういうやり方もあるのか、と驚かされました。
これも原作に忠実であることは間違いないけど、けっして単純な再現でなく、大胆な味付けを施している。
それは間違いなく、湯浅監督のカラーなのだけれど、同時に森見氏のカラーとはバッティングしない。
むしろ、原作の魅力をより引き出している。
それはまるでかつて見た、ピーター・ブルック演出の芝居『夏の夜の夢』のようでした。
やっぱり、映画は勉強になる。
今後の自分の芝居に活かしていきたいと思います。

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