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演出家の誕生 [本]

3月8日(木)
川島健『演出家の誕生』(彩流社)読了。

演出家の誕生: 演劇の近代とその変遷 (フィギュール彩)

演出家の誕生: 演劇の近代とその変遷 (フィギュール彩)

  • 作者: 川島 健
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 2016/01/07
  • メディア: 単行本


同志社大学文学部准教授の川島健が、19世紀から現在までの演出家の歴史を解説する。

演出家という役割・職業は19世紀後半に生まれた。
それまでは主演男優(座長であることが多い)が演出を行っていた。
ウィリアム・シェイクスピアがいたザ・グローブもそう。
大衆演劇は今もそう。
19世紀後半に自然主義が生まれ、ストーリーよりもキャラクターが重視されるようになり、登場人物一人一人の演技を考えるには、演出家という客観的な視点が必要になった。
その典型がロシアのコンスタンティン・スタニスラフスキー。
アントン・チェーホフの戯曲を上演するためには、役者と兼任でない、独立した演出家が必要となり、役者だったスタニスラフスキーがその役割を担った。
演出家を目指す人だけでなく、俳優を目指す人も、ぜひとも読むべき本。
お薦めです。

キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の稽古21日目。
7~12場を各場1回ずつ復習した後、第二回通し稽古。
今日は衣裳・カツラ付き。
早替えの役者も何とか出に遅れることなく、最後まで上演できました。
上演時間は19秒縮んで、2時間3分25秒。
今日は稽古の疲れが出たのか、10場まで来たところで、ミスが続発。
しかし、全体的な質は確実に上がりました。
今日、大きな伸びを感じたのは、原田樹里と木村玲衣。
『スロウハイツの神様』で対立する役柄を演じた2人ですが、今回は善悪が逆転。
原田が男をたぶらかす悪女を、木村が純真な美少女を巧みに演じています。
お楽しみに!

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