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その可能性はすでに考えた [本]

8月4日(土)
井上真偽『その可能性はすでに考えた』(講談社)読了。

その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

  • 作者: 井上 真偽
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/02/15
  • メディア: 文庫


上苙丞(うえおろじょう)は私立探偵。
金貸しのフーリンは丞に1億以上の金を貸していて、今日も南阿佐ケ谷の事務所に取り立てにやってきた。
そこへ、依頼人の渡良瀬莉世(わたらせりぜ)がやってくる。
莉世は10数年前に起きたカルト教団の集団自殺事件の生き残りだった。
その時、人を殺してしまったかもしれない、真相を調べてほしい、と莉世は言う。
当時、莉世は6歳で、母親とともに教団のメンバーたちが住む村にやってきた。
そこは、崖に囲まれた密室だった……。

井上真偽(まぎ)は東京大学を卒業し、『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞してデビュー。
『その可能性はすべて考えた』が2作目。
これはいわゆる「バカミス」だと思うが、あまりのおもしろさにビックリした。
探偵の上苙丞が「その可能性はすでに考えた」と言うたびに、背筋がゾクゾクした。
読みながら、次にこのセリフが出てくるのを心待ちにした。
なんてバカバカしいのだろう!
なんておもしろいのだろう!
やたらと中国語が出てくるので、少々読みづらかったが、それもまた作者の遊び心。
極上のエンタメ小説と断言してしまおう。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古4日目。
土曜日の稽古時間は平日より短めで、13時から18時まで。
5・6場の立ち稽古をした後、2場の一部を修正しました。
舞台監督の片岡さんの計測によれば、1~6場の前半の上演時間は55分。
ほぼ予定通りでした。
この脚本は後半の方が長いので、やはり2時間は越えてしまうと思います。
欠席が5人もいたため、代役の嵐。
空いている役者だいっぱい協力してくれました。
『おおきく振りかぶって/夏の大会編』、スタートは順調です。

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