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i [本]

8月10日(金)
西加奈子『i』(ポプラ社)読了。

i(アイ)

i(アイ)

  • 作者: 西 加奈子
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: 単行本


ワイルド曽田アイはシリア生れ。
生れてすぐに、ニューヨーク在住のダニエル・ワイルドと曽田綾子の養子になった。
小学6年の時、ダニエルの仕事の都合で、日本に移住。
東京の私立中学に入学した。
英語と日本語はしゃべれたが、アラビア語はダメ。
勉強はずば抜けてできたが、肥満体で、性格は内向的。
なかなか友達ができなかったが、高校1年の時、権田美菜と出会った……。

西加奈子氏の本はこれが19冊目。
「この世界にアイは存在しません」という一文から、この小説は始まる。
中学の数学の授業で、教師が虚数の「i」の説明する時、そう口にしたのだ。
アイはこの言葉にずっとこだわる。
アイという名前と、シリア人であることと、養子であることが、「i」と重なったのだ。
アイという主人公の数奇な境遇が非常に新鮮で、興味深かった。
ラストの盛り上がりは作者の意図的な暴走だろうが、僕にはいささか過剰に感じられて、ついていけなかった。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古9日目。
4・5・6場の立ち稽古をしました。
セリフと段取りが入った役者たちが、徐々に遊び始めました。
台本にないセリフも出始めました。
おかげで、芝居が賑やかになってきました。
出演者が全部で25人。
そのほとんどが20代前半の男だから、元気がありあまっている。
うるさくなるのも当然です。
僕の仕事は交通整理と取捨選択。
お客さんが見やすいように、楽しめるように、適度に整えていきたいと思います。

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