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ミステリー・アリーナ [本]

9月2日(日)
深水黎一郎『ミステリー・アリーナ』(原書房)読了。

ミステリー・アリーナ (講談社文庫)

ミステリー・アリーナ (講談社文庫)

  • 作者: 深水 黎一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/06/14
  • メディア: 文庫


鞠子の家の別荘に、大学のミステリー研究会のOBOGが集まる。
一泊二日の年次会だったが、最後に着いた丸茂によれば、この別荘と町を繋ぐ唯一の橋が増水で崩落したと言う。
その夜、鞠子がナイフで刺されて殺された……。
……という小説が、推理闘技場(ミステリー・アリーナ)で読まれている。
タレント・樺川桃太郎の司会で、15人の回答者が犯人当てに挑んでいる。
第一章が終わったところで、回答者の一人・一ノ瀬がランプを点灯させ、犯人を指摘。
以降、話が進むに従って、次々と新たな犯人が指摘されていくが……。

2015年度「このミステリーがすごい!」第六位。
推理小説の犯人当てをする小説で、なんと15通りの回答が飛び出す。
回答者はいずれもミステリー・オタクで、メタ視点で推理を行い、それぞれのミステリー論、文学論を開陳する。
つまり、この小説自体がミステリー論であると同時に、クローズド・サークル型ミステリーのパロディーになっている。
はっきり言ってバカミスだが、とんでもなくおもしろかった。
司会の樺川の、ミステリー・オタクを罵倒するセリフが痛快で、何度も笑った。
強くお薦めします。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古は昨日終了し、今日はお休み。
ですが、僕は西葛西の東京放送芸術&映画俳優専門学校のスペシャル公演『ブリザード・ミュージック』の稽古。
7月29日から全く休みがありませんが、大丈夫です。
元気です。
現在関わっている芝居は、『おおきく振りかぶって/夏の大会編』『ながれぼしのきもち』『ブリザード・ミュージック』の3本。
しっかり切り換えて、『ブリザード・ミュージック』の演出をしてきます。
それでは行ってきます。

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