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ガラスの靴 [本]

1月29日(火)
エリナー・ファージョン『ガラスの靴』(新潮文庫)読了。

ガラスの靴 (新潮文庫)

ガラスの靴 (新潮文庫)

  • 作者: エリナー ファージョン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/05/27
  • メディア: 文庫


16歳の少女・エラは台所で寝起きしている。
母が亡くなり、娘2人を連れた継母がやってきて、エラにそうしろと命じたのだ。
エラは召使のように扱き使われた。
継母と義姉たちは、エラを「シンデレラ(灰だらけのエラ)」と呼んだ……。

『シンデレラ』の再話。
エリナー・ファージョンは1881年、ロンドン生まれ。
18歳の時、オペレッタ脚本『フロレッタ』でデビュー。
40歳の時、童話『りんご畑のマーテセィン・ピピン』で作家としての地位を確立。
第一回国際アンデルセン賞を受賞。
1965年に死去。
『ガラスの靴』は弟との共作で、1944年に子ども向けの演劇として上演された。
その脚本をベースにして、1955年、エリナーが単独で小説化。
エリナー独自の味付けがなされていて、楽しめた。

巻末の訳者・野口百合子の解説によれば、シンデレラの物語で有名なのは以下の3作。
①バシレ『灰まみれの牝猫』
②シャルル・ペロー『サンドリヨン』
③グリム兄弟『灰かぶり』
しかし、すぐに頭に思い浮かぶのは、1949年のディズニーのアニメ映画。
これはシャルル・ペローの童話を元にしたらしい。
2015年にディズニーがケネス・ブラナー監督で実写映画にしたが、これは非常に出来がよかった。
リリー・ジェームスのシンデレラが可憐で素敵だった。
が、それよりも印象に残ったのが、継母のケイト・ブランシェット。
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』の「ヘラ」も強烈で、今、世界で一番恐ろしい女はケイト・ブランシェットだと思う。

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