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ならずものがやってくる [本]

2月5日(火)
ジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』(ハヤカワepi文庫)読了。

ならずものがやってくる (ハヤカワepi文庫)

ならずものがやってくる (ハヤカワepi文庫)

  • 作者: ジェニファー・イーガン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2015/04/22
  • メディア: 文庫


アメリカ。
サーシャは音楽プロデューサーのベニーの助手。
アレックスとデートでラッシモ・ホテルのレストランに来て、トイレで別の女性の財布を盗んでしまう。
サーシャには以前から盗癖があり、今は精神科医にかかっている。
レストランを出ようとしたところで、財布を盗まれた女性に呼び止められた。
しかし、彼女は「財布を盗まれた」と言うだけで、サーシャの仕業とは気付いてなかった。
サーシャはアレックスとともに、レストラン内を探すフリを始める……。

ピューリッツァー賞、全米批評家協会賞受賞作。
ジェニファー・イーガンは1962年、シカゴ生まれ。
1993年、短編集『Emerald City』でデビュー。
1995年、第一長編『インヴィジブル・サーカス』がベストセラーとなる。
2010年、第四長編『ならずものがやってくる』を刊行。
『ならずものがやってくる』は、ベニー、サーシャ、彼らの周囲の人間たちを主人公にした13の短編から成る長編小説。
13のそれぞれが別の主人公で、時間も場所もバラバラだが、ベニーやサーシャはあちこちに顔を出すので、次第に彼らの歴史が明らかになってくる。
とにかく自由奔放な小説で、12番目の『偉大なロックン・ロールにおける間(ポーズ)』はなんとパワーポイントのスライドだけで描かれている。
493ページとやや長いが、様々なテイストの短編が楽しめて、お得な長編小説。
お薦めです。

昨日書いた北千住のシアター1010のドラマリーディング教室の発表会ですが、中身を書くのを忘れていました。
新美南吉の『ごん狐』『てぶくろを買い』『牛をつないだ椿の木』の3本です。
上演時間は約1時間の予定。
出演者は全員、教室の受講者で、プロの俳優ではありませんが、必ず楽しんでいただけると思います。
ご来場を心からお待ちしています。

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