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また、同じ夢を見ていた [本]

2月7日(木)
住野よる『また、同じ夢を見ていた』(双葉社)読了。

また、同じ夢を見ていた (双葉文庫)

また、同じ夢を見ていた (双葉文庫)

  • 作者: 住野 よる
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2018/07/11
  • メディア: 文庫


小柳奈ノ花は小学生の女の子。
同級生のことをみんなバカだと思っているので、友達はいない。
放課後は、仲良しの野良猫と散歩。
まず、独り暮らしで夜の仕事をしているアバズレさんのアパートに行く。
次に、やはり独り暮らしのおばあちゃんの家へ。
ある日、アバズレさんもおばあちゃんも留守だったので、いつもは行かない道を進んでみた。
廃墟のような建物の屋上に、リストカットをしている女子高生がいた。
それが南さんとの出会いだった……。

住野よる氏の本は、『君の膵臓を食べたい』『よるのばけもの』に続いて、3冊目。
出版の順番で言えば、『君を膵臓を食べたい』に続く、第二作。
話のオチはわりと早く読めたが、ディテールがおもしろいので、最後まで楽しめた。
何よりも、主人公の「奈ノ花」の、自分は賢いと思っている自信に満ち溢れた言動が気持ちいい。
普通、こういう性格の女の子は厭味な感じになるが、この子は同時に純粋で素直なため、とてもさっぱりしているのだ。
おかげで、すぐに好きになれた。
住野氏の小説は3作どれもおもしろく、ハズレがない。
だから、もっと読みたい。
お薦めです。

住野よる氏は女性だとばかり思っていました。
大阪在住の男性なんですね。
本名と年齢は秘密らしい。
最初のペンネームは「夜野やすみ」だったらしい。
4作目が『か「」く「」し「」ご「」と「』で、5作目が『青くて痛くて脆い』。
どちらも必ず読みます。

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