So-net無料ブログ作成

アンダー・ザ・ロウズ [本]

2月11日(月)
鴻上尚史『アンダー・ザ・ロウズ』(白水社)読了。

アンダー・ザ・ロウズ

アンダー・ザ・ロウズ

  • 作者: 鴻上 尚史
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2011/08/06
  • メディア: 単行本


一之瀬樹(たつき)と榊健一は中学の同級生。
榊は一之瀬が不良グループに暴行を受けるのを目撃しながら、助けずに逃げてしまった。
15年後、二人は「空震同盟」という思想団体を作り、活動していた。
この団体は、イジメや暴行を受けた被害者に対し、「生き直しをしよう」と呼びかけていた。
ところがある日、代表の一之瀬が姿を消してしまう。
榊は秘密のワームホールを通って、パラレルワールドで生きるもう一人の榊に会いに行く。
その榊に対し、「自分のことは心配するな」と呼びかけるメッセージ動画を撮影させてくれと頼み込む。
ところが、もう一人の榊はワームホールを通って、榊が行方不明になった世界に来てしまう。
そして、榊の身代わりを演じ始める……。

2011年に虚構の劇団の第6回公演として、鴻上氏の演出で初演された脚本。
僕は未見。
鴻上氏の脚本は、「現代風俗」「ユーモア」「SFサスペンス」が三本柱。
この作品の「現代風俗」は「イジメ」で、過去にイジメを受けた人間がいかにその後の人生を生きていくか、を描く。
「アンダー・ザ・ロウズ」は英語の慣用句で、「交わされた話の内容を秘密にする」という意味。
普通は「ローズ」と書くが、この作品はなぜか「ロウズ」。
2001年から始まった船戸明里氏のマンガは英語で『Under the Rose』だが、(アンダー・ザ・ローズ)とフリガナが振られている。
どっちにしても、とてもカッコいいタイトルだと思う。

ひぐちアサさんのマンガ『おおきく振りかぶって』のコミックス28・29巻を読みました。
夏の大会の2回戦でコールド勝ちした崎玉高校と4市大会で再戦。
メンバーが入れ替わった崎玉は、前回とは比較にならないほど強くなっていて、西浦は大いに苦しめられる。
相変わらず『おお振り』らしい心理戦が繰り広げられて、手に汗握りました。
続きが楽しみです。

nice!(2) 

nice! 2