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市川崑と『犬神家の一族』 [本]

5月23日(木)
春日太一「市川崑と『犬神家の一族』」(新潮新書)読了。

市川崑と『犬神家の一族』 (新潮新書)

市川崑と『犬神家の一族』 (新潮新書)

  • 作者: 春日 太一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/11/13
  • メディア: 新書


時代劇・映画史研究家の春日太一が、映画監督・市川崑と、彼の代表作『犬神家の一族』を分析・解説する。

市川崑氏は1915年、三重県宇治山田市の生まれ。
幼い頃から病弱で、ウォルト・ディズニーのアニメーション映画に憧れ、京都のJ.O.スタヂオ(後の東宝京都撮影所)のトーキー漫画部に入り、アニメーターを務める。
その後、実写映画の助監督に転じ、伊丹万作、阿部豊らに師事。
1948年、『花ひらく』で監督デビュー。
『プーサン』『ビルマの竪琴』『鍵』『野火』『炎上』『破戒』『黒い十人の女』『日本橋』『ぼんち』『私は二歳』『おとうと』『太平洋ひとりぼっち』『東京オリンピック』など、ジャンルを問わずに次々と秀作を発表。
映画が下火になると、テレビに活動を移し、『木枯らし紋次郎』が大ヒット。
70年代後半からは、角川映画で『犬神家の一族』から始まる金田一耕助シリーズが大ヒット。
2008年、92歳で死去。
作風は都会的でクールな映像。
奥さんの和田夏十氏が脚本家兼ブレーンとして、市川監督を支え続けた。
昭和を代表する監督であることは間違いない。
その人と作品が詳しく分析されていて、とてもタメになる本だった。

僕は、市川監督の映画は『ビルマの竪琴』『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』『獄門島』の4作しか見ていない。
皆それなりにおもしろかったが、特に優れているとは思わなかった。
が、たったの4作で判断してはいけないと反省した。
これからいろいろ見てみたいと思う。

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