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死者のための音楽 [本]

7月19日(金)
山白朝子『死者のための音楽』(メディアファクトリー)読了。

死者のための音楽 (角川文庫)

死者のための音楽 (角川文庫)

  • 作者: 山白朝子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
  • 発売日: 2013/11/22
  • メディア: 単行本


中学生の「私」は、小説家の父と山の近くに住んでいた。
ある日、大きな黒い鳥が屋根に引っかかっていた。
父はその鳥を動物病院に連れていった。
鳥は翼の骨が折れていたので、家に置いておくことになった。
怪我は1カ月で治ったが、鳥は家に住み続けた。
3年後の冬休み、「私」が祖母の家に行っている間に、父が強盗に殺された。
鳥も姿を消していた…。

山白朝子氏の短編集で、上記は『鳥とファフロッキーズ現象について』。
「山白朝子」は乙一氏の別名義で、僕が読むのはこれが2冊目。
ミステリーのような、お伽話のような、不思議な話7編が収録されている。
僕は上記の『鳥とファフロッキーズ現象について』が一番気に入った。
「ファフロッキー現象」とは、空から異様な物が降ってくる現象のことらしい。
山白氏は、それと昔話の『鶴の恩返し』を組み合わせて、何とも魅力的な物語に仕立て上げた。
さすがである。

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