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突然炎のごとく [映画]

8月10日(金)
フランソワ・トリュフォー監督『突然炎のごとく』(1962年)WOWOWで鑑賞。

突然炎のごとく Blu-ray

突然炎のごとく Blu-ray

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: Blu-ray


パリ。
オーストリア人のジュール(オスカー・ヴェルナー)はフランス人のジム(アンリ・セール)と知り合い、友達になった。
2人とも詩や小説を書いている文学青年だった。
ある日、2人はアドリア海の島にある石像の女性の顔に魅了された。
しばらくして、2人はその顔とそっくりの女、カトリーヌ(ジャンヌ・モロー)と出会った。
ジュールは彼女に求婚し、一緒に暮らし始めた。
やがて第一次世界大戦が始まり、ジュールとジムはそれぞれの祖国の軍人として戦線へ行った……。

名作と誉れ高い映画だが、全くついていけなかった。
カトリーヌはジュールと結婚しても、次々と愛人を作る。
ジムとも付き合う。
そんなカトリーヌを、ジュールは愛し続ける。
公開当時は新しい愛の形ともてはやされたのかもしれないが、今見ると、単にカトリーヌが異常な女としか思えない。
そんな女性を体現してみせるジャンヌ・モローは凄いと思うが。

キャラメルボックス2018グリーティングシアター『ながれぼしのきもち』のチケットの売れ行きが好調なようです。
脚本は真柴あずきが現在執筆中。
途中まで読ませてもらいましたが、おもしろいおもしろい!
関根翔太演じる主人公が、出ずっぱりで活躍しています。
舞台が東京でなく、瀬戸内海の小島というのも新鮮でいい。
方言をしゃべる人がいっぱい!
山口県の島なので、山口弁です。
真柴さんにとっては地元の言葉なので、とっても自然で、かつ温かい。
その島は、真柴さんのおばあさんが住んでいたところなのです。
真柴ファンは絶対に見逃してはいけませんぞ!
あ、関根ファンもね!

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おさんぽ美術館 [本]

8月9日(木)
杉浦さやか『おさんぽ美術館』(白泉社)読了。

おさんぽ美術館 ぶらりとめぐる アート・雑貨・カフェ (MOE BOOKS)

おさんぽ美術館 ぶらりとめぐる アート・雑貨・カフェ (MOE BOOKS)

  • 作者: 杉浦 さやか
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2013/08/01
  • メディア: 単行本


イラストレーターの杉浦さやかが、日本各地の美術館とその周辺を巡るお散歩コースを、文とイラストで紹介する。

取り上げられた美術館は、
〇三菱一号館美術館
〇東京都庭園美術館
〇岡本太郎記念館
〇ちひろ美術館
〇祈りの丘美術館(長崎)
〇ポーラ美術館(箱根)
〇軽井沢絵本の杜美術館(長野)などなど。
この他、東京国立博物館や印刷博物館も取り上げられていて、何度も「行ってみたいなあ」と思った。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古8日目。
台本2周目に突入し、1・2・3場の立ち稽古をしました。
さすがに2周目だけあって、台本を持たない役者もチラホラ。
演出の私も、1周目は段取りを決めるので精一杯でしたが、今日からは徐々に演技についてのダメ出しを始めました。
稽古の前に、地元の図書館へ行ってきました。
2週間に1回行って、10冊前後借りるのが習慣になっているのです。
今日は11冊借りてきました。
『おさんぽ美術館』もその1冊です。

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BUTTER [本]

8月8日(水)
柚木麻子『BUTTER』(新潮社)読了。

BUTTER

BUTTER

  • 作者: 柚木 麻子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/04/21
  • メディア: 単行本


町田里佳は週刊秀明の記者。
近頃、スクープを連発し、女性初のデスク就任は近いと言われている。
3人の男性を結婚詐欺で騙した上に殺害した梶井真奈子は、一審で無期懲役となったがまもなく控訴審が始まる。
里佳は真奈子にインタビューしたくて、ずっと手紙書き続けていた。
親友の伶子から、梶井が被害者に食べさせていた料理のレシピを聞いてみたら、とアドバイスを受ける。
即座に真奈子から、会ってもいいとの返事が来た!
里佳はその日に東京拘置所に向かい、真奈子に面会を申し込んだ!

柚木麻子氏の本はこれが15冊目。
実際に起きた事件を題材にして、現代女性の苦悩を描く。
真奈子は不美人で太っているのに、3人の男を騙すことができた。
言動は不遜で、異常にバターを好んだ。
里佳は薦められたバターを食べ、そのおいしさに驚嘆し、徐々に真奈子に魅せられていく。
前半はほぼ予想通りの展開だったが、中盤で伶子が取材に首を突っ込んできた辺りからは意外な出来事の連続で、何度も驚かされた。
テーマの掘り下げも深い。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古7日目。
ダンス振付の2回目。
オープニング・ダンスがほぼ最後までできました。
今回も、振付はカッコいい。
いっぱい練習して、踊る人そのものがカッコよくなってほしいです。
その後は、12場の立ち稽古。
18時になったところで、台風襲来に備えて、早めに上がりました。
前作の稽古でも、大雪で、稽古を早めに終わらせたことを思い出しました。
明日から台本2周目。
段取りに修正を加えながら、ドラマとキャラクターを練っていきたいと思います。

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仮面山荘殺人事件 [本]

8月7日(火)
東野圭吾『仮面山荘殺人事件』(講談社文庫)読了。

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/03/07
  • メディア: 文庫


樫間高之はビデオ制作会社の社長。
結婚式の直前に、婚約者・森崎朋美を交通事故で亡くした。
3カ月後、朋美の両親から、別荘に招待された。
別荘には朋美の両親を含めて7人の人々が集まっていた。
初日の夜、別荘に2人組の男がやってくる。
2人は逃亡中の銀行強盗で、仲間が迎えに来るまでここに言い、8人を監禁した!

東野圭吾氏の本はこれが64冊目。
1990年に出版された作品で、サスペンスタッチの本格ミステリ。
見事などんでん返しで、あっと驚かされた。
これ、芝居にできるんじゃないかしら……。

今日は11時より、西葛西の東京放送芸術&映画俳優専門学校のスペシャル公演『ブリザード・ミュージック』の第一回美術会議。
今回から、キャラメルボックス俳優教室の卒業公演で何度もお世話になっている、稲田美智子さんが美術家として参加することになりました。
稲田さんはセンスがいいので、とても信頼しています。
今日は一回目だったにもかかわらず、詳細なプランを作ってきてくれました。
で、一発オーケイ!
これで安心して稽古を始めることができます。
13時より、アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古6日目。
10・11・12場の立ち稽古。
11・12場は長いので、12場の途中で時間切れとなりました。
9~12場は野球の試合のシーンなので、ワンプレイごとに役者の動きを確認しなければならない。
12場の稽古が始まる頃には、頭がパンク寸前でした。
が、ようやくこれでラストに到達。
『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の全貌が明らかになりました。
この原作の魅力は何と言っても、対戦する2つのチームの心理戦。
今回は前作以上に、この心理戦が楽しめると思います。
もちろん、ドラマもちゃんとあって、感動できるところもいっぱい。
おもしろい芝居になりそうです。
お楽しみに!

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キレイ [本]

8月6日(月)
松尾スズキ『キレイ』(白水社)読了。

キレイ―神様と待ち合わせした女

キレイ―神様と待ち合わせした女

  • 作者: 松尾 スズキ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本


今の日本とは別の日本。
キグリ、クマヅ、サルタ、三つの対立する民族による多民族国家で、100年にわたって戦争が続いている。
ケガレは、マジシャン、カウボーイ、マタドールの3人にさらわれ、10年間、地下室で育てられた。
10年ぶりに地上に出て、ダイズ回収業者カネコキネコとその家族たちと出会う。
ダイズとは、大豆から作られた兵士で、死体は再処理によって食料になる。
ケガレはキネコの仲間になるが……。

2000年6月に初演された脚本。
演出は松尾スズキ氏で、「ケガレ」役は奥菜恵。
他に、南果歩、篠井英介、古田新太、片桐はいり、秋山菜津子、阿部サダヲ、宮藤官九郎などが出演。
破天荒な物語で、後半はついていくのが大変だったが、セリフのセンスは抜群。
意外なことに、唐十郎氏や野田秀樹氏との類似性を感じた。
近年、再演されたらしい。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古5日目。
1130より、稽古場で美術会議。
一本目の美術をベースにして、それにいろいろ修正を加えていくことになりました。
1300より稽古開始。
最初の90分は、トレーニング委員会主導によるトレーニング。
1430より台本練習。
7・8・9場の立ち稽古をしました。
猪野広樹君と加藤潤一君の提案により、いきなり役が2つ増えました。
こんなことは前代未聞ですが、とてもおもしろいアイディアだと思い、同意しました。
ただし、この2つの役の出番は一瞬です。
演じるのは加藤潤一君と多田直人です。
本当に一瞬なので、どうかお見逃しなく!

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名探偵木更津悠也 [本]

8月5日(日)
麻耶雄嵩『名探偵木更津悠也』(光文社)読了。

名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)

名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)

  • 作者: 麻耶 雄嵩
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/05/10
  • メディア: 文庫


京都。
戸梶産業の社長・戸梶康和が自宅で殺害された。
康和の長男の未亡人である美智子が犯人ではないかと噂された。
美智子は名探偵・木更津悠也に真相解明を依頼。
木更津は友人の香月実朝とともに、戸梶家に乗り込むが……。

麻耶雄嵩氏の本はこれが14冊目。
木更津悠也を主人公にした短編ミステリ4つを集めた短編集。
上記は一つ目の『白幽霊』。
このシリーズのおもしろいのは、名探偵より助手の方が鋭いこと。
香月は、なかなか真相に辿り着かない木更津に苛立ち、それとなくヒントを出す。
おかげで木更津は真犯人に気付くが、香月のおかげとは露ほども思わない。
マヌケな名探偵とはおもしろい。

今日は西葛西の東京放送芸術&映画俳優専門学校のスペシャル公演『ブリザード・ミュージック』の稽古1日目。
13時から19時まで、2回読み合わせをしました。
生徒たちは全員、キャラメルボックスの過去のDVDを見たとのこと。
なので、最初からバンバンダメ出ししました。
読み合わせの上演時間は、1時間40分。
動いてやったら、1時間50分くらいになりそうです。
スペシャル公演史上、最長。
脚本がどうしてもカットできなかったのです。
『ブリザード・ミュージック』は本当に難しいので、今日の出来はまだまだまだまだでした。
出演者13人+アンダースタディ2人の健闘を祈ります。

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その可能性はすでに考えた [本]

8月4日(土)
井上真偽『その可能性はすでに考えた』(講談社)読了。

その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

  • 作者: 井上 真偽
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/02/15
  • メディア: 文庫


上苙丞(うえおろじょう)は私立探偵。
金貸しのフーリンは丞に1億以上の金を貸していて、今日も南阿佐ケ谷の事務所に取り立てにやってきた。
そこへ、依頼人の渡良瀬莉世(わたらせりぜ)がやってくる。
莉世は10数年前に起きたカルト教団の集団自殺事件の生き残りだった。
その時、人を殺してしまったかもしれない、真相を調べてほしい、と莉世は言う。
当時、莉世は6歳で、母親とともに教団のメンバーたちが住む村にやってきた。
そこは、崖に囲まれた密室だった……。

井上真偽(まぎ)は東京大学を卒業し、『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞してデビュー。
『その可能性はすべて考えた』が2作目。
これはいわゆる「バカミス」だと思うが、あまりのおもしろさにビックリした。
探偵の上苙丞が「その可能性はすでに考えた」と言うたびに、背筋がゾクゾクした。
読みながら、次にこのセリフが出てくるのを心待ちにした。
なんてバカバカしいのだろう!
なんておもしろいのだろう!
やたらと中国語が出てくるので、少々読みづらかったが、それもまた作者の遊び心。
極上のエンタメ小説と断言してしまおう。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古4日目。
土曜日の稽古時間は平日より短めで、13時から18時まで。
5・6場の立ち稽古をした後、2場の一部を修正しました。
舞台監督の片岡さんの計測によれば、1~6場の前半の上演時間は55分。
ほぼ予定通りでした。
この脚本は後半の方が長いので、やはり2時間は越えてしまうと思います。
欠席が5人もいたため、代役の嵐。
空いている役者だいっぱい協力してくれました。
『おおきく振りかぶって/夏の大会編』、スタートは順調です。

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舞台の神に愛される男たち [本]

8月4日(土)
関容子『舞台の神に愛される男たち』(講談社)読了。

舞台の神に愛される男たち

舞台の神に愛される男たち

  • 作者: 関 容子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/08/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


エッセイストの関容子が、13人の演劇人にインタビューする。

インタビューされたのは、柄本明、笹野高史、すまけい、平幹二朗、山崎努、加藤武、笈田ヨシ、加藤健一、板東三津五郎、白井晃、奥田瑛二、山田太一、横内謙介。
柄本さんと笹野さんは、人嫌いで有名な渥美清さんに気に入られて、しばしば一緒に芝居を見に行ったらしい。
山田さんは、大学1年の時、寺山修司さんと出会い、親友になったと言う。
演劇界の長老たちの若き日々。
その中に、僕と同い年の横内さんが入っているのがちょっとショック。
僕も長老の年代ということか?

『おおきく振りかぶって/夏の大会編』アニメ版の3~6話を見ました。
見ながら、今作っている芝居の新しい演出が思いつきました。
やっぱりタメになるなあ。
西浦対崎玉の試合の後、選手たちは川越駅からJRに乗っている。
電車は途中、南古谷駅を通過する。
マンガを読んだだけではよくわからなったけど、この辺り、僕も何度も乗っています。
自分の知っている場所が出てくると、ちょっと不思議な気分。
ああ、埼玉の高校生たちの話なんだなあ、と改めて思いました。
僕も30歳までは埼玉県民だったので、阿部や花井のコテコテの埼玉弁もよくわかる。
ますますやる気が出てきました!

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九年前の祈り [本]

8月3日(金)
小野正嗣『九年前の祈り』(講談社)読了。

九年前の祈り (講談社文庫)

九年前の祈り (講談社文庫)

  • 作者: 小野 正嗣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/12/15
  • メディア: 文庫


安藤さなえは35歳。
カナダ人の夫と離婚し、5歳の息子・希敏(けびん)とともに、実家のある町へ帰ってきた。
20代の頃、さなえはこの町の教育委員会で働いていた。
町の助成金で、中高年の女性たちとカナダに旅行した。
その時、親しくなったのが、渡辺ミツという女性。
母の話によると、そのミツさんの息子さんの体の具合が悪いらしい……。

第152回芥川賞受賞作。
小野正嗣氏は1970年、大分県の生れで、東京大学教養学部卒業。
現在は立教大学文学部准教授。
『九年前の祈り』は、母と障害児(おそらく自閉症)の物語。
併録の『ウミガメの夜』『お見舞い』『悪の花』3作とも、『九年前の祈り』と微妙に繋がりがある。
困難な状況にある人々の鬱屈を描く。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古3日目。
多田直人・渡辺安理・一色洋平君の3人に頼み、稽古の最初の1時間、トレーニングをしてもらうことにしました。
名づけて、「トレーニング委員会」。
今日は一色君がラジオ体操第一と二人組ストレッチ、多田がゲームをやってくれました。
次にダンスの復習。
次に台本稽古で、3・4・5場の立ち稽古をしました。
3場の終わりからは西浦対崎玉の試合が始まるので、もう大変。
一つ一つのプレイを確認しながら、やりました。
役者たちは早速いろいろなアイディアを出して、僕の演出を助けてくれました。
みんなで知恵を出し合って、できるだけおもしろい芝居にしたいと思います。
頑張ります。

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時計じかけのハリウッド映画 [本]

8月3日(金)
芦刈いづみ+飯富崇生『時計じかけのハリウッド映画』(角川SSC新書)読了。

時計じかけのハリウッド映画―脚本に隠された黄金法則を探る (角川SSC新書)

時計じかけのハリウッド映画―脚本に隠された黄金法則を探る (角川SSC新書)

  • 作者: 芦刈 いづみ
  • 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 新書


映画ライターの芦刈いづみと、写真家の飯富崇生が、ハリウッド映画の脚本の定番の書き方を解説する。

ハリウッド映画の脚本は3アクトから成る。
開始から30分までがアクト1で、別名イントロダクション。
開始から5~10分で、インサイティング・インシデントを起こす。
その結果、主人公が行動を起こすファースト・ターニング・ポイントを迎える。
で、アクト2に突入。
開始から60分で、ミッド・ポイント。
主人公はもう後には戻れない。
開始から90~100分で、セカンド・ターニング・ポイント。
ここからアクト3のクライマックスに突入。
で、開始から115分,から120分が、エンディング。
ほとんどの映画が、上記のフォーマットに従って書かれているらしい。
この本では、ブラッド・ピット主演の3本の映画『セブン』『ザ・メキシカン』『ミスター&ミセス・スミス』を例に挙げて説明している。
もちろん、これを意図的に崩した映画もあって、その例がスティーブン・スピルバーグ監督の『インディー・ジョーンズ』のシリーズ。
脚本を書きたい人にはタメになる本。

ハリウッド映画のほとんどは「3アクト・ストラクチャー」で書かれている。
そう聞いて「え?」と思った方、でもこれはハリウッドに限らない、物語のごく一般的な構成ですよ。
だって、アクトで考えれば、「序破急」。
ポイントで考えれば、「起承転結」ということになるもの。
僕も若い頃から、「序破急」か「起承転結」で書いています。
僕の脚本は全12場が多いのですが、これは3と4の公倍数だからなのです。

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